特状課はクリスマスパーティーをやろうとしていたらロイミュード騒ぎでそれどころではなくなる。
ロイミュードや魔進チェイサーを追う進ノ介と霧子。
しかしベルトさんがハートの気配を恐れてしまい自分は行きたくないという。
直接手を下したのはハートだった。
しかし死ぬ間際にスタインベルトはベルトに自らの意思や記憶を託して息絶えた。
そしてそのベルトを装備したプロトドライブ(進ノ介の前にドライブシステムで戦った者)がハートに敗れ去り、存在そのものを消された。
ベルトさんが恐るものは進ノ介がまた負けてプロトドライブのように消え去るのを恐れたことだった。
だからロイミュードに立ち向かった時にハートの気配を察したベルトさんが敵前逃亡するように進ノ介に命じたのは進ノ介を第二のプロトドライブにしたくないからである。
しかし敵は待ってはくれない。ハート自らが動き「ドライブシステムを完全に消し去ってやる‼︎」と進ノ介に戦いを挑み、進ノ介も『勝負だ‼︎』とベルトさんが止めるのも構わずにドライブに変身する。
ハートも変身し、激しい戦いになる。
そして、進ノ介はハートの弱点を見つけてなんとハートの心臓を鷲掴みにする。
ベルトさんの「やめろ!進ノ介‼︎」という諫止も構わずに進ノ介ドライブはハートの心臓を鷲掴みにする。
これぞまさに『ハートキャッチ仮面ライダー(笑)』
これは『ハートキャッチプリキュア!』のパロディだが、まさか仮面ライダーが敵のハートをキャッチするとは思わなかった。でつづくになる。
これでミラージュとの戦いは終わり世界は平和になる。
ミラージュの顔にも笑顔が戻った。
しかしそれはブルーに恋をしていた愛乃めぐみ(中島愛)の失恋を意味していた。
平和が戻ったのにふさぎ込むめぐみ。
それをひめやゆう子やいおながやって来てパジャマパーティーをやろうという。
言わば成年に於ける宴会みたいなものでアルコールはダメだからジュースで乾杯しお菓子を食べると言う形を変えた宴会である。
そこで色々な事を言い合って憂さを晴らすという事だが結局はブルーの優柔不断と情けなさが厄災を招いたという真っ当な結論で盛り上がった。
翌日、めぐみは遅めにむっくり起きてぼんやりしていると隣の相良誠司が、声をかけて出掛けようという。
言わばデートだ。スケート場に来ためぐみはスケートが滑れないのでプリチュンミラーでフィギュアスケートモーションになり見事な滑りを披露する。
そして、誠司と二人きりになった時にめぐみは「世界が平和になったのにさみしい気持ちはなんだろう⁉︎」と言い。更に「このさみしい気持ちはなんだろう⁉︎」と言って顔をくしゃくしゃにして泣き出す。
失恋の傷は癒てはいなかったのだ。どうすることも出来ない誠司。
抱きしめてやれよ。こういう時は‼︎
そして誠司が「飲み物でも買ってくる」とめぐみと離れた時に赤いサイアークが現れる。
変身してキュアラブリーになるめぐみ。
しかしミラージュを浄化されて操る某体をなくしたディープミラー(井上和彦)は、ラブリーに囁き「自分が平和にしたこの世界、どうしようとお前の勝手だ。だからお前は自分自身だけが幸せになることを考えろ。」と暗示をする。
めぐみを使い悪の某体にさせようとする
ディープミラー。
もう少しで誘惑に負けそうになっためぐみは誠司の声を聞いて我に返り悪の誘惑を断ち切った。
そして赤いサイアークは蹴散らすが、まだディープミラーは諦めてはいない。
誰かを某体にして再び世界を不幸のどん底にすることを。
しかしそれならもっと引っ張ればいいのに展開早過ぎる。
結局真実は、『優柔不断なブルーが招いた厄災』である。
まあ、真実ってなんだろうと考えさせられたな。
仮面ライダードライブも真実を暴くわけなんだが。