阪神タイガースの連敗が止まらない。 敵地ならまだしも本拠地甲子園で横浜DeNAに三タテを食らった。
勢いの違いとムードの違いは歴然だが、横浜DeNAは中畑清監督の積極的な若手起用、年数なんて関係なく競争させているためにチームが活性化している。
対して阪神は投打の中軸が外国人頼み、FA移籍の西岡や福留も既にピークは過ぎている。
しかし中村勝広GMの『若手にはチャンスはやらん!実力でもぎ取れ‼︎』と言ってもこの中村勝広は現役時代は空いていた二塁に当時監督の吉田義男氏が最初は下手なのを我慢して使ってモノになったのにそんなことを言われても説得力がない。
現在監督の和田豊も元監督で今は亡き村山実さんが我慢して使ってモノになったわけなので似たもの同士である。
代わりがいなかったのもある。
若手を我慢して起用する気もなく、外国人やベテラン頼みではチームは活性化はしない。
調子次第のチームになり、悪い時はどうしようもない。
若手も代わる選手がいない。即戦力投手ばかりをドラフトで狙い、外して中途半端な選手ばかりを指名する。
結果はこの通りである。変なこだわりを持ち過ぎて勝てない。
適材適所を見抜けず頑なに打順を入れ替えたりしない頑固さは呆れ果てている。
結局阪神のチームのモチベーションの低さは監督にあるのかもしれない。
こんな事をしていたらいつしか最下位に転落の可能性がかなりの割合で多発し、ますます負のスパイラルに引きずり込まれて勝てないのは道理である。
勝つために考えないチームは勝てるわけがない。