『仮面ライダードライブ』の第44話でついに最年長ライダーが出る。
片岡鶴太郎演じる特状課の課長本願寺純がなんと仮面ライダー純に変身する。
今迄の仮面ライダーは特別な条件をクリアしていなければなれなかったが、今回はその条件を満たしていなくても仮面ライダーに変身出来るらしい。
デザインは心なしかマッハに似てなくもない。
演じるに当たり片岡鶴太郎は、「昭和ギャグを取り入れますよ。飛びます飛びますとかやります。」と、長年の夢が叶ったことを喜んでいる。
仮面ライダーが始まったのは片岡鶴太郎のまだ未成年時代だがまるで縁はなかった。それなのに時代が変わってベテラン俳優にも仮面ライダーが回る時代になった。
及川光博も45歳で念願の仮面ライダー三号になったし、遂に片岡鶴太郎が最年長ライダーになった。
レギュラーでは『仮面ライダー響鬼』の細川茂樹が最年長だが、更にそれを超える還暦ライダー誕生である。
強さは分からない、ライダーマン並みのお荷物かも知れない。
特別な条件がなくて仮面ライダーになれても強さだけはどうにもならない。
変身する人間の力がそのまま戦闘能力に繋がるのが仮面ライダーだからだ。
ウルトラマンはあまり変身前の人間体の力は戦闘能力に影響はないが、仮面ライダーはモロに変身者の戦闘能力が反映されるからである。
マイナーだが、円谷プロが製作したマイナー特撮の『ジャンボーグA』はモトローラー操縦なので立花ナオキ(立花直樹)の戦闘能力がジャンボーグAの戦闘能力に反映されていたが、次世代機のジャンボーグ9ではあまり反映されなくなった。
モトローラー操縦からハンドル操縦(ジャンボーグ9は元が車のホンダZ)だからか⁉︎
ジャンボーグAはセスナが宙返りして変身だったので、飛行能力はあったが地上戦では苦戦していた。
ジャンボーグ9は元が車なので地上戦は凄まじい性能を発揮するが、飛べない。
しかも操縦者が防衛隊の隊員ではなく、民間航空会社(零細会社)のパイロットの立花ナオキなので変身用のセスナは自分の所有ではなかったので売られそうになったり、ジャンカーZ(ホンダZ)も、ナオキの兄で一話で殉職したPATの隊長の立花信也の未亡人である義姉から借金して買った位である。
中々リアル感あるヒーロー物だったな、再放送が一度しかなく今はDVD化されているかも分からないが。
変身前の人間の戦闘能力が左右されるならば女性仮面ライダーは不利なのに、『仮面ライダーストロンガー』のタックル=岬ユリ子(岡田京子)は電波投げを得意としていたし、平成に出て来た女性仮面ライダーも戦闘能力は男には負けるものの、それなりだった。
まだ女性仮面ライダーはいいが、還暦ライダーはやはりあまり強くなさそうに見える。
まあ、囮役には使えそうな感じだが。それではライダーマンやアマゾンのモグラ獣人に被るし。まあ、ネタとしては使えるが戦力にはならなさそう。