しかし、10年前のある事件がマコトを変えてしまった。妹を喪ったからである。
以来マコトは亡くなった妹を蘇らせるために眼魂を集めている。勿論タケルの所有する眼魂も奪って15個集めるのが目的である。
仙人がレゲエ兄ちゃんみたいな姿で現れる。
本当に何者なんだこの仙人は⁉︎
竹中直人しかやらない役だな、いや、出来ないなこの濃い役は。
今回の眼魂は武蔵坊弁慶、紀州田辺出身の山法師で、京で千人斬りをしていたが、五条大橋で牛若丸(のちの源義経)に出会い負かそうとして逆に牛若丸に負けてのちに従うことを誓い臣従し、義経を常に護り平泉までお供し、奥州藤原氏のチキン野郎泰衡の卑怯な屋敷襲撃の際もこれに応戦し立ちながら死んだ(立ち往生の言われである)と言われる。
天空寺にクリスマスカードが来て喜ぶ御成とアカリ、寺なのにキリスト教の祭りを喜んだらまずいだろ⁉︎何宗なんだ天空寺は⁉︎
一話目からしたら禅宗っぽいが。
バンダイの宣伝かよ。ご丁寧にゴーストのカードまであるし。
差出人不明の届け物にかってのタケルの父親の知り合いの博士を見つける。
物理学の権威だったらしい。
そしてタケルや御成やアカリたちは博士が研究していた研究室で最近怪奇現象が起きていることを聞いて研究所に行く。
やはり案の定眼魔が現れる。弁慶モチーフだ。
案の定戦いになる。
そしてタケルは何があったのかを博士に聞こうとするが、邪魔が入り最後まで詳しい話は聞けず、博士は消える。
その後弁慶眼魔が現れ、御成はアカリの道具で姿を照らし出す。
しかし御成いい味出してるよな。アカリと合わせたら凸凹コンビだ。
ゴーストが眼魂をセットし眼魔を追う途中でスペクターが現れた。
「お前の眼魂全部よこせ‼︎」
しかし、スペクターの正体がかってしたっていたマコトであることを知るタケル=ゴーストは、「マコト兄ちゃん、早く気づいてよ!」
とスペクターに話しかける。
しかしスペクター=マコトは頑なに態度を改めず「気安く俺をそんな風に呼ぶな‼︎」とタケル=ゴーストに言って戦いを止めようとしない。
何が何でも眼魂全部奪い妹を蘇らせるために変わり果ててしまった。
この後スペクターの変身が解けてマコトの持つ眼魂(妹)が、「お兄ちゃんやめて!お兄ちゃんは昔とは変わりすぎてしまったわ。」と言う。
何かの因縁だろうがマコトをここまでの物盗りにしてしまった原因は何なのかわからないまま次回に続く。
眼魔にもボスがいて全てを統べる大帝らしい。
それが誰なのかは今は不明だ。
しかしタケルとマコトの因縁話はまだまだ続きそうだ。
この時代のアニメには今のアニメが忘れてしまった何かがある。
だから惹きつけて止まないのだ。
やはりみんなを惹きつける魅力は大切なのだなあ。