franky202's diary

徒然なことを徒然に書くブログ

今年の初ブログ

イマイチ振るわなかった昨年が終わり2016年が来た。
今年は継続力と向上心で頑張って行きたい。
まあ、基本的には面白おかしくだけど。
鹿爪顔して真面目に生きるなんて堅苦しくて出来やしない。→(典型的なB型)

だから社会派みたいに真面目に論じたりとかは苦手と言うか肩がこる。
しかし世の中には融通の利かない高倉健のような『不器用ですから』タイプもいるんだよな。

持論ぶってもヘミズユルンドなんだよなあ〜。権力持たない人が言っても。

持論も持たずに賛同者の意見をホイホイとRTする奴は金魚の糞だしな。

まあ、その話は置いといて、昔はかなり特撮ヒーローがいた。
その中で敵の陰謀にまんまと引っかかり頭がおかしくなったヒーローが二人いる。

川内康範(1920-2008)が原作の『レインボーマン』の主人公で、レインボーマンに変身するヤマトタケシ(水谷邦久)と現在はひろみプロと創通との諍いで封印作品となっている『サンダーマスク』のサンダーマスクこと命光一(菅原一高)である。どちらも1972年に放映されている。

まずはレインボーマンレインボーマンの敵は日本人皆殺し(わかりやすい)を目論む死ね死ね団、その作戦に『キャッツアイ作戦』あった。

キャッツアイというヤバい薬を飲ませて市民みんなを狂わせようと言うおそるべき作戦だ。
考案者は狂気の科学者であり、死ね死ね団総帥のミスターK(平田昭彦)サブタイトルは『タケシを狂わせろ!』

『キャッツアイ作戦』はまんまと成功し、キャッツアイ入りの酒を飲んだ市民はトチ狂った様に街で不埒な行いに走った。それはいい、しかし、主人公のヤマトタケシはそれに気付かぬはずはない。

しかしそれを止めるべきヤマトタケシがキャッツアイ入りのジュースを飲んでしまい、結果、こうなった。f:id:franky202:20160103012956j:image

完全にトチ狂ってる。この後タケシは、「わ〜い!お魚が泳いでいるよ〜」と訳のわからないことを叫んだり、挙げ句の果てはビルの屋上から飛び降りようとする。それは先輩がなんとかタケシを止めて最悪の事態は免れてはいるが、
敵の陰謀にまんまと引っかかるタケシもタケシである。
まあ、現実的に起こり得ることだが、リアルと言うかなんと言うか。

もう一つのサンダーマスクは大魔王ベムキングの部下の侵略大使デカンダ(事実上の指揮官)が放った魔獣シンナーマン(まんま捻りなしの名前通りのシンナー中毒)が、サンダーマスクの人間体の命光一の脳とシンナーマンの脳を入れ替えると言う作戦に出た。サブタイトルは『サンダーマスク発狂』(捻りのないまんまのタイトル)

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目つきからしてヤバい。

シンナーマンの脳に入れ替えられた光一は、街に出て男女問わずに抱きついたりなどの不埒な行為をし、デカンダの作戦は成功したかに見えた。

しかし、光一の脳に入れ替えられたシンナーマンがデカンダの首を絞めていた。
なんのことはない、ヒーローと魔獣の脳を入れ替えたところでヒーローの意志と行動はそのまんまだったと言うわけだ。何のために脳を入れ替えたのかわからない。

ホントにトンマな作戦だ。その後なぜか元に戻ったサンダーマスクがシンナーマンを倒した。

サンダーマスクは全編こんなマヌケな作戦や意味がわからないストーリーが展開されたトホホなヒーロー物であった。

一応は手塚治虫の『魔神ガロン』から設定を借りているのだが、原型を全く止めない迷作になってしまった。

その後、ひろみプロと創通が揉めて封印作品とされ、今は見ることが出来ない。
ひろみプロの社長も今更と言う感じだし創通もサンダーマスクに商品価値がないために、封印されたまんまになっている。

まあ、俺も再放送を一度だけ見たがわけのわからないストーリーだったし、ヒロインの高瀬まゆみがおたふく顔(オカチメンコ)だったのも、痛かった。

youtubeでも一時アップされていた筈だが、今でも全話ではないが少しは見れるがわけわからないストーリーなので見るときはそれを了承済みで見ること。

でもあの作品で一度サンダーマスクが死んでしまい、諦めきれないまゆみが命光一時の愛車、サンダー号に乗せて宇宙に送ると言う発想は、昨年一度死んだ『仮面ライダードライブ』の泊進之介(竹内涼真)を諦めきれない詩島霧子(内田理央)がトライドロンに乗せて霧子が操縦し、チェイス(上遠野太洸)の力も借りてスピード全開で飛ばし、見事に進之介を蘇生させたのに似ている。

偶然の一致かもしれないが、(制作スタッフはサンダーマスクなんて知らないだろうし)やはり、似たような話は時代を越えて繰り返すのだなあと思った。

まあ、今年もそんなこんなで面白ネタがあればバンバン書いて行くのでよろしくお願いします。