一部アニメーターには酷評されている『ばくおん‼︎』のアニメだが、俺は面白いと思う。
たしかにマジにバイクやってる人間からしたらバカにしてるのか⁉︎みたいな風に思われているのが低評価の原因だろうが、コメディ漫画だからいい。
なんでもマジになるのはナンセンスだ。
マジに見るから肩すかしになるのだ。肩の力を抜いてこういうのもありと思えば面白く見れるアニメである。
これは13人の男性からフラれまくった猿山猿子先生が、宗谷岬からダイビングしようとした場面だが、予想とは違い海面に落ちず間抜けな結果になった。
結局羽音や恩紗が泊まる民宿に、バイク部の顧問がいないので、猿山先生になって貰おうと、
やけビールに付き合う。
しかしバイク部のみんなは猿山先生の酒癖が非常に悪いのを知らなかった。
「男はアレの大きさ同様自分より大きなバイクに乗るのを嫌がる」とか、赤面ものの問題発言をして、何も知らない羽音が恩紗に聞いて赤面させている。
そして、羽音が猿山先生を慰めようとしたら、猿山先生は羽音に無理にビールを勧めたら羽音はくたびれていたのかアルコールの臭いで寝てしまう。
無防備になった羽音を剥こうとしている猿山先生、しかし恩紗が止めたら更に猿山先生が「あなたたちが可愛いから悪いんでしょう⁉︎」と逆ギレし、不埒な酒乱三昧になる。
恩紗が剥かれてしまい、更に聖の足を舐めたり
する。酷い酒乱だ。13人にフラれた原因がわかった。
更には凛にも「裸レーシングスーツやって」と迫る酒乱による狼藉三昧。
良いのか⁉︎こんな酒乱が教師やってて。
結局猿山先生は危険人物と見なされ緊縛される。
猿山先生の名前の由来はモンキーバイク50ccに乗っているのに由来する。
この前サラッと『ばくおん‼︎』の当時人物のバイクについて触れたが見事に全員バラバラなのが判明した。
羽音は恩紗の父が経営するジャンク屋に近いバイク屋ニコイチモータースからホンダCB400SFSPEC3をピンク色に塗装したものを購入した。(勿論中古で分割払い)
恩紗はヤマハ・セロー225Wが基本的である。
凛はスズキのGX400カタナ、これには誇りがあるらしい。凛の父と恩紗の父曰く「あれは廃車寸前のをリストアしたものなのに新車だと思っている」とのことである。
20年前にレースで勝利寸前まで行くが部品が欠けていたのが原因でエンジンがオーバーヒートしてしまい、リタイアに終わる。
(それがバイク部が暫く部活として活動停止の理由なのだが)
ヘルメットも全員違う、羽音はバイクを買った時に恩紗におまけで貰ったショウエイ製ジェット型ヘルメットを後々まで愛用している。好きなピンク色にして。
恩紗はかってはショウエイ製ジェット型ヘルメットだったが羽音に譲ってからはゼニス製の黒いジェット型ヘルメットに変更した。
恩紗と喧嘩が絶えない凛はアライのフルカウルのライダー用ヘルメット。
カラーリングは白。
聖は最初は早川のサイドカーに乗っていた時は帽子型ヘルメットのゴーグル付きのヘルメットだったが、免許を取得してからはmomodesighのフルカウルのヘルメットを装着する。
アニメの話が短いので聖が免許を取得する話まで行くかは疑問だが。
バイクを洗うのが面倒だからと体で洗い出す羽音、奇天烈な考え方と言うか何と言うか。
その考え方に共感する聖もやはり変と言うか感覚が奇天烈。
水着からして『ドラクエⅢ』のあぶない水着だしなあ。
「マシンに対する愛着ですわ」と聖が言えばよせば良いのに凛が羽音の真似をして洗車しだす。
しかし巨乳が災いし、うつ伏せに滑る。
まあ、こんな感じのアニメだから、マジに作品として見たらつまらないとか言う意見が出るのは仕方ない。
何を面白いか、何をつまらないと判断するのは個人差があるから。
でもマジなストーリー漫画ではなくコメディだから。
「あにめなんかにまじになってどうすんの⁉︎」
ビートたけし風に締めてみた。