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物語を書く上の注意点

物語を書く上の注意点、それは漫画であろうと小説(ライトノベルも含む)であろうと映画(実写もアニメも)テレビドラマ(アニメでも)必ずあるのである。

 

それは例え喜劇であろうと悲劇であろうと、大衆娯楽や純文学だろうと変わりはない。

 

少しもったいぶった前触れを書いたが見ていて楽しくないといけない。

 

楽しくない作品は例え文章や描写が美しくても見ていてつまらなくなる。

 

まあ、こんなことを言うのは昔のサクラ大戦のウェブサイト(一昨年閉鎖)の掲示板などで知り合った元友人の書く小説が何か楽しくないからである。(因みに女性)

 

個人名は伏せるが彼女の文章は美しいのだが、見ていて楽しくない。物語も暗い。

 

掲示板にいた際も本人それを自覚していたようである。やはりこれは性格なども影響するのであろう。

 

もう関係はないし関わりたくもないのでこれ以上は書かないがそういうことである。

 

ただ美しいだけではダメ、それは新海誠の『君の名は。』を見てもわかる。

 

絵のクオリティは高い、しかし物語に面白さがある、だから何回も見る人がいる。

 

詳しい話はネタバレだからしないが幾ら絵が美しいからと言って中身がつまらなかったら宮崎駿の息子宮崎吾朗のようになるだろう。

 

ゲド戦記』『コクリコ坂から』も率直に言えば面白さがなかった。暗い話ではあったが。

 

例え暗い話でも面白ければみんな見る、面白くなければウケは悪い、そういうことである。

 

仮面ライダー』も初めは怪奇性が強く暗い話だった。それ故初期はあまりウケは良くはなかったがそれは東京では仮面ライダーの裏番組に『頭の体操』があったせいもある。

 

関西ではウケは良かったらしい、毎日放送預かりだからと裏番組に強烈な番組がなかったこともあり。

 

その後の話はあまりにも有名過ぎるのでカットだが、藤岡弘、氏の負傷後佐々木剛が一文字隼人=仮面ライダー2号として助っ人に現れ藤岡弘、=本郷猛(仮面ライダー1号)がいない間をなんとか盛り上げて空前絶後の変身ブームや、カルビーが発売した『仮面ライダースナック』のおまけのカード欲しさに少年がカードだけ取ってお菓子を捨てるのが問題になった話がある。

 

カードもかなり面白く作られており、工夫の跡が見られる(今から見たら苦しいネタもあるにはあるが)

 

やはり面白要素がなければみんな見なかったと思う。

 

仮面ライダーBLACK』も原点回帰と言うか新しく作り直した設定なので物語がかなり暗く重く怪奇性が強く表れている。

 

1話からして悪夢だ。いきなり南光太郎(倉田てつを)が逃げる場面から始まる。

 

悪の秘密結社ゴルゴムから逃れるために裸でバトルホッパーに乗り逃げる場面から始まる。

 

この撮影、後に倉田てつを氏の話では1ヶ月も撮影にかかったと言われている。

 

それだけ力入れて作ったわけだが描かれていたのは悪夢と悲劇、南光太郎と秋月信彦(堀内孝人)がゴルゴム三神官により改造される場面は痛そうであり、悪夢そのものである。

 

信彦の父であり、光太郎の養父でもある秋月総一郎(菅貫太郎)の機転で光太郎だけは逃げることが出来たが信彦は手術中の傷が深く脱出出来ず囚われたままなのだが。

 

勿論裏切り者としてゴルゴムは光太郎や総一郎をマークし、追う。

 

クモ怪人に総一郎が捕まり鉄塔から落とされて命を落とす間際に総一郎は光太郎に「杏子と、信彦を…頼む…。」と言い残して息絶える。

 

嘆き悲しんだ南光太郎はクモ怪人に『許さん‼︎』とばかりに睨みつけ、初めての変身が始まる。頭を右斜めにし、拳をギリギリと握り左手を回した後に右に払い『変身‼︎』

 

1話からキングストーンのパワーを使いパンチやキックを放つ。途中でバトルホッパーも呼び寄せると言った戦いのパターンが確立しているやはり良く出来た作品だ。

 

以降51話までつづく話なのだが出だしから暗いために最近の子供が見たら引くかも。 

(実際見せた人がいて子供が怖がり「Wにしてよ」と言われたらしい)

 

シリアスな物語に対しての免疫もないしみんながただお気楽なリアル皆無話に慣れているためにハード展開を怖がるかも。

 

やはりBLACKはある程度年齢を得て『世の中は明るいことばかりじゃない、辛く哀しいこともあるのだ』と理解していないと見れない。今から見たらストレートな勧善懲悪ではないから。

(富野由悠季ガンダムみたいに小難しくはないが)

 

子供に見せるならその続編の『仮面ライダーBLACKRX』で良いだろう。

 

前作が重過ぎたためにストレートな勧善懲悪になっていて、南光太郎の性格がやたら明るくなっている。(チャラい説も)

 

小学生の子供たちもいたりして割とライト路線に切り替えられている。

 

BLACKのような悲劇性はなく、重苦しい場面もない。

 

最後までまだ見てはいないが最終回は爽やかにみんな目指す道に別れて行く。

 

BLACKの救いのない最終回とはかなり違う。例えるならば、『鉄人タイガーセブン』の救いのない悲惨な最終回と『電人ザボーガー』の仕方がないさの最終回という感じか⁉︎

 

平成ライダーにも救いのある最終回といまいち救いのない最終回のものがある。

 

最近は救いのある最終回にシフトしているが。ドライブから次回ライダーを出演させて引き継ぎ回まである。

 

個人的に好きな平成ライダーの最終回はOOOの最終回で、アンクが納得づくで消えていき、戦いが終わった後は映司はまた放浪生活に戻り、泉兄妹は元の関係に戻り、鴻上はまた次の欲望を追いかけ、後藤は警察官になり、伊達広も世界に旅立つという全ては映司がOOOとして戦う前に戻るという感じが『ウルトラマンタロウ』の最終回に似ていた。

 

ウルトラマンタロウの最終回は最後は東光太郎(篠田三郎)がバッヂをウルトラの母に返し、それを見たバルキー星人が「見たぞタロウ!バッヂのないタロウなど怖くもないわ‼︎」と罵った後に光太郎は白鳥少年にこう言う。

 

「見ていろ、人間には勇気と知恵があることを」と言い、変身せずに生身で戦いバルキー星人を石油コンビナートにまでおびき寄せて爆発させて倒すという傍迷惑この上ない戦いで勝利したのだが。

 

後の損害賠償請求が高くついてZATが支払った(隊員の勝手でこうなったので連帯責任)のだろうな。

 

東光太郎はZATを辞めて白鳥家も去り世界放浪の旅に出かけるのだが、残された方が傍迷惑という今から見たらそう思えるラストなんだが。

 

スタッフは一年ウルトラの夢を見せた後に『やがてはこの夢と訣別し、厳しい現実社会に出ないといけないよ』と言う教訓なんだろうが。

 

物語を作る上では面白さ優先と最終回は含みを持たせないといけないよということである。