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美少女戦士たちのご先祖様

現在放映中の『魔法つかいプリキュア!』から来年度から放映の『キラキラ☆プリキュアアラモード』の御先祖様的な作品が過去にあった。

 

マイナーなのでそんなに注目は浴びてはいないがこの作品がなければその後の東映魔法少女ものや、美少女戦士セーラームーンプリキュアもなかったであろうと言われている隠れたる名作である。

(相変わらずフリ長いなあ俺)

 

その作品は『ミラクル少女リミットちゃん』である。1973年10月から翌年3月まで放映されたアニメである。

 

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製作はサンダーマスクで多いにズッコケてくれた(意図的にズッコケたわけではないが)ひろみプロが永島慎二の原案画を基に描いたアニメである。NET(現在のテレ朝)で毎週月曜日七時に放映された。

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あらすじは大凡こうだ。飛行機事故で瀕死の重傷を負った西山理美(cv栗葉子)が、父西山博士(cv柴田秀勝)により改造手術を受け、ミラクルパワーが使える改造人間リミットとして蘇った。

 

小学校五年のリミットは次々と起きる不思議な事件を超能力で解決するが周りはみんな彼女を不思議がったりと、改造される前とは全く生活スタイルが変わってしまった。

 

そんな西山博士にリミットは「不思議な力なんて要らない!私を普通の人間に戻して‼︎」と言ったり、西山博士は忙しいために(ロボット工学の権威なんてキカイダー光明寺博士ロボット刑事の霧島博士とか仮面ライダーXの神博士とかしかいないしな) 授業参観に来れなかったのを拗ねて「パパなんて大嫌い!私が機械人間だから来なかったんでしょ‼︎」と言った際に「バカもの‼︎」とひっぱたかれている。

 

リミットは開き直り「どうせ私は機械人間よ!」とやけっぱちな台詞を言ったりなどしたり人間でないことを嘆いたり悩んだりする。

改造されたことで備わった力や自らの体を忌み嫌う。   

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中はこんな感じ、殆ど人造人間キカイダーじゃなイカ。リミットが悩むのもわかる気がする。

 

西山博士としては四年前に妻を亡くし、一人娘まで亡くすと生き甲斐がなくなるために仕方なく改造手術を娘に施して蘇らせたのだが。

 

やがて鳥が心ないハンターに撃たれ瀕死の重傷を負った際に西山博士はその鳥を見捨てることなく改造手術を施したのを見てリミットはその考え方を直す。   

 

最終回では担任の乙姫先生が結婚のために退職する際に婚約者の体育の先生の坂田先生を助けるために乙姫先生の目の前で超能力を使うまでに彼女は精神的成長を遂げていた。

 

乙姫先生は敢えてそれを人に告げずに坂田先生に嫁ぐために退職し、学校を去る。

 

 

多分に重いテーマを含んでいたり超能力がなくても解決出来る事件などがあり視聴率的には奮わなかったが、後番組の『魔女っ子メグちゃん』にその超能力は魔法と言う力で生かされてこの作品が無駄ではなかったのを証明するのだが。

 

全てが早過ぎたのだ、萌え要素とか、媚びないファッションとか。

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 主題歌も忘れていたが初音ミクが歌ったバージョンで思い出した。

無意識のうちに覚えていたんだな。

 

EDはOPとは違い哀愁漂うセンチメンタルな曲になっている。  

これも名曲なんだがフルで歌詞が載ってなかったりとかする。

 

イラストがシリアスタッチで、人間ではない彼女のメンタルはこうだと言うのが分かる。

 

沢山の友達もいてその人達を守りたいと言うのは後の魔法少女ものやセーラームーンプリキュアと変わりはしない。

 

因みにリメイクはされていないがDVDはあるらしい。その解説には「この作品は魔法少女ものと言うよりバビル二世や新造人間キャシャーン新世紀エヴァンゲリオンの系列に通じる作品と見ていい」と書いてある。

 

西山家は博士やリミットの他にトミさん(cv野沢雅子)と言う家政婦がいて英語が堪能などかなり優秀である。

 

リミットは改造人間のため食事を摂る必要性はないが一応食べられるようである。食べたものは体内の炉に熱エネルギーになるのはドラえもんと同じ要素である。

 

因みに彼女の好物はハンバーグ、コロッケ、カツ丼である。

 

カロリー高いものばかりじゃなイカ…。

まあ改造人間だから肥満にはならないよな。

 

しかし発育がよろしいことよろしいこと、今のプリキュアの三人よりプロポーション良いって反則じゃなイカ。(フレッシュプリキュア!の四人とどっこいどっこい)

 

マイナーで認知度は低いがなぜか俺はそういう作品が好きだ。

 

主題歌の歌詞ではないが顔を見ると言えなくなるけど大好きだ。

 

奇しくも74年2月から始まった『仮面ライダーX』と同じで父に改造されたが作風はかなり違う、アニメと実写だから当たり前だが、父啓太郎は亡くなった後ジン・ステーションに意識を移すが敬介が頼らないようにすぐに爆発したし、恋人には死なれ、悲しみを背負いながらGOD機関と戦わざるを得なかった神敬介こと仮面ライダーX

 

昭和ライダーは何かしら悲しみなどを背負いながら戦わざるを得ないのは共通である。

 

最近はメジャーなものよりマイナーな作品が好きな傾向にある。

 

メジャーな作品は他の人が詳しく語ってくれるしかしマイナーな作品は見向きされないことが多いために余計知りたくなるし興味がある。

 

最近は改造人間と言う要素は外科手術云々とかで外される傾向にはあるが、まあそれを別にして語り継ぎたい作品ではある。

 

個人的に書きたい小説のネタになるかもしれないので。