あまりの貧打ぶりにテコ入れのためにパイレーツ3Aのジェイソン・ロジャース内野手を獲得した阪神だが、YouTubeで見た感じは中距離打者的な感じでかっていたTwitterの某フォロワーが大好きな西武のエルネスト・メヒアのように打てばホームランのタイプではない。
確かに今の時期ホームラン打者は中々獲得しにくい。
今年メッツから獲得したエリック・キャンベルがキャンプ後半腱鞘炎で出遅れ、一軍合流後もイマイチ力を発揮しているとは言い難い。
昨年いたマット・ヘイグも脇腹故障から出遅れて冴えず好成績は残せなかった。
ロジャースが入団してもまだ入団発表もまだで、オールスター明けに使えるかどうかであるし実力はどの程度だか把握しかねる。
西岡剛も二軍で好調らしいがこれもオールスター明け合流かもしれない。
いずれにせよまだ入団の決まっていないロジャースや故障上がりの西岡よりも今いる戦力が奮起しないと二進も三進も行かない。
今年は研究されたなのかわからないが若手がパッとしない。
新人王の高山俊はあれだけ勝負強かった昨年に比べると今年は真逆になっているし、原口もコンバートと内角攻めで昨年より打てなくなったし北條に至っては二軍落ちである。
昨年の超変革メンバーが不調なのはマークされたのもあるが方向性の間違いもあるに違いない
多分そうに違いない。
そんな不甲斐ない三人に金本監督は「高山や原口や北條は死ぬほどチャンスをやった、ダメなら後はない!」と最後通告ともとれる檄を飛ばしたがさっぱりである。
結局はマークが糸井や福留に集中し、若手が活躍できない悪循環に陥っている。
みんなスイングが鈍い、だから強い球に負けてしまうのである。
これは選手だけでなく指導する側にも責任があるのではないか?
同じ相手にやられ過ぎ感が拭えない。
まあ、投手との兼ね合いもあるがあまりにも工夫がなさ過ぎる。
ホームランがないなら機動力を使えばいいのに使わない、各駅停車みたいな打線では相手が怖がらない。
やはり機動力を使えるようにならないといけない、赤星憲広が引退以降機動力は殆ど使われていない。
人材がいないのもあるがその役目は若手だと思うし、ベテランの糸井に求めるのは酷だ。
今の阪神で盗塁に比較的意欲的なのは鳥谷敬のみなのもなんか情けない。
やはりホームランが無ければ機動力を使わないと点は入らない。
打撃コーチだけでなく走塁コーチの怠慢でもあるな、相手が嫌がることをしない。
それが出来れば不確定な戦力に頼らなくても良いわけだし故障上がりの西岡にやって貰うのも情けない。
ロジャースはどう見ても中距離打者、一発はあまり期待出来ない。
当たりかハズレかもわからない不確定戦力よりも現有戦力で何とかしないといけない。
Twitterの阪神クラスタは伊藤隼太を背番号呼ばわりし疫病神あつかいだが、昨日のあの情けない内野ゴロを見ても役に立たないのは明らかではある。
伊藤隼太の代わりは居そうだが、ほかの代わりは居ないと言える。
やはり現有戦力で上手くやりくりして工夫するしかないのではないか?
中々長距離打者は出ないし居てもマークされれば裸の王様。
バランス悪いから負けているとしか言えない。
今日は勝てたらいいなと思って見るしかない、何の工夫もしないなら一軍初登板の飯塚にやられそうな気がする。
実質上新人にやられたら次の巨人戦も危ういと見てもいいだろう。