プロ野球は日本シリーズはやってはいるが、対戦チーム以外はオフなので閑話休題する
従ってドラフト会議の結果も敢えては載せない
余裕があれば後日書いて行く予定ではある
データはきちんとある
久々に仮面ライダーの話をしたい、但し平成ライダーではなく昭和の仮面ライダーの話である
今の仮面ライダーは基本は生身の人間がベルト装着により超人的?な力を得ると言うコンセプトになっている
しかし昭和の仮面ライダーや、平成に入ってからの真、ZO、Jなどの雨宮慶太が制作に携わったシリーズも改造人間である
とりあえずはこの人がいなければシリーズ化はなかっただろう仮面ライダー1号
悪の秘密組織ショッカーに拉致され手術を施され改造人間になってしまった城南大学きっての秀才でモトクロスライダーでもある本郷猛(藤岡弘、)
今回は仮面ライダーの人間体について書く
もちろん改造人間にはされたもののいつもライダーの姿ではないから人間体が存在する
本郷猛は普段は大学の研究員をやる傍らでモトクロスのライダーでもある
次に初めは1号を倒すために無理矢理拉致され改造手術を受け脳改造直前に1号に助けられ、1号がヨーロッパでのショッカーの別行動を追うために(事実は主演俳優藤岡弘、の負傷)日本を離れたがために変わって二号が現れた
立花藤兵衛(小林昭二)や滝和也(千葉治郎)の前に現れた青年一文字隼人(佐々木剛)が二人の目前で変身した
初めて変身ポーズを披露した仮面ライダーが二号である
1号の初期はバイクに跨り風を受けて腰のベルトタイフーンが回り体からライダーになりやがて仮面が被ると言う変身であった
しかし二号を演じることになった佐々木剛は二輪免許がなかったがために大野剣友会の殺陣師高橋一俊氏が思いついたものである、元は『柔道一直線』の手を横に構えるポーズを回転させて握りこぶしを作り飛び上がり変身する
二号の人間体の一文字隼人は一応カメラマンであるらしい、しかしあまりカメラで写真を撮ったエピソードがない、ミラーマンに於ける鏡京太郎(石田信之)みたいなものだろうか?一応はモトクロスライダーでもあるらしい
三人目にして唯一仮面ライダー1号と2号に改造手術を施された仮面ライダーV3
珠純子(小野ひずる)がデストロンの基地を見てしまったがために、風見一家が志郎を除いて怪人に殺害され、復讐に燃える風見志郎(宮内洋)
が敢えて二人に「改造手術を施して下さい」と嘆願するも断られ、デストロンのアジトに行くも先輩二人のライダーを庇ったがために改造人間破壊光線を浴びて瀕死の重傷を負った志郎を二人のライダーは改造手術を施した、その技術はショッカーの技術の応用である
二人の力を受け継いだV3はデストロンに戦いを挑む、最初は復讐心が先立っていたがやがてはデストロンの悪事に苦しめられる人々を見て考えを改め人類の自由と平和のために戦うと言う考えになった
人間体の時は城南大学に在学する傍らでモトクロスライダーもやっている
やがてはデストロンの科学者だったがそれを快く思わないヨロイ元帥(中村文弥)の讒言で裏切り者の汚名を着せられ処刑される途中で仲間からの助けを借りてデストロンと言うよりヨロイ元帥への復讐に燃えるライダーマンこと結城丈二(山口豪久)が現れる
ヘルメットを被り右手にアタッチメントをつけて戦うがさして強くなくすぐに囚われたりするとかネタに欠かせないのがライダーマンだが、最初はV3とも敵対関係にあるも、V3=志郎から「デストロンは悪の組織で苦しむ人が多くいる」と聞かされやがて復讐心ではなく人類の自由と平和を守ることに目覚め最後はロケットに乗り果てた(死んだとされたが後に生存が知らされる)
結城丈二はデストロン時代は科学者だったが、仲間になってからは何をやっていたかは定かではない
山口豪久さんと言えばV3が終わった後にフジテレビで放送されたピープロの特撮『電人ザボーガー』の主人公、大門豊を演じるのだが、生身なのに不死身で、ヘルメットについたマイクで父の大門博士が制作したザボーガーに指示を出すのだが、生身でも強く、『飛龍三段蹴り』と言う二回蹴ってから相手にとどめの蹴りをかますライダーキックをわかりやすく解説した技なのだが、大門豊は特命刑事でコルタデルソルで訓練を受け、自らもカンフーの使い手であると言う下地があるからある意味ライダーマンより強いのでは?
ミスボーグ(藤山律子)の機能を狂わせたり、改造人間?のドルマン9を倒したりするほどである
話がいささか逸れてしまったがご愛嬌、ライダーマンにも大門豊ばりの強さがあれば毎回毎回囚われたりしなかったのにと思っただけだから
仮面ライダーXは、秘密機関GODの協力を拒否したために親子が撃たれてしまい、神啓太郎(田崎潤)が息絶えた息子敬介(速水亮)に自らが研究した深海探査用のカイゾーグの力を授けるために敬介を改造手術し、カイゾーグ、仮面ライダーXとなった
初めて武器を持ったライダーでありベルトの右横から取り出すライドルを使い戦う
相手に脳天割りをかましたり空中で大車輪をしてX交差してから回転して放つXキックで相手を倒す
変身もポーズを取り『セタップ!』と叫んでから身体だけライダーになり左腰のレッドアイザーを顔に装着し、右腰のパーフェクターを口にセットしてから変身が完了する、この変身はかなり痛いらしく、レッドアイザーをつける時に脳天に針を突き刺されたような激痛を伴うとある
沖縄の水産大学に通っていたが、戦いが激しくなったために退学した模様
後に大学に入り直し何故か医学部に入り町医者になっていたのは昭和対平成で明らかになっている
仮面ライダーアマゾン、今なら放送不可な内容で当時も放送コードギリギリだったらしい
幼い頃に両親を飛行機事故で亡くし何故かアマゾンの中で育った野生児山本大介(本名は劇中では誰も呼ばなくてアマゾンと呼ばれていた、岡崎徹)
『アーマーゾーン!』と叫び変身するのだが、まるで怪人みたいなライダーである、大切断とか噛みつき攻撃とかかなりワイルドな戦い方をする
人間体は野生児丸出しで腰巻一丁で平気で歩いている、正しくはアマゾンは不法入国者でバイクの無免許運転だから法的には犯罪者なのだが
昭和一期をとりあえず書いておく、次はスカイライダーからBLACKRXまでを書くから
仮面ライダーストロンガー、親友をブラックサタンに殺された城茂(荒木しげる)はブラックサタンにわざわざ赴き「改造人間にしてくれ」とブラックサタンに改造手術を施されたがそれは力を手に入れるために欺いたのであり、脳改造の前に脱出し、途中で囚われていた岬ユリ子(岡田京子)=タックルを助け出し、ブラックサタンを倒すために敢えて定住地を持たず放浪しながら怪人を倒して行く
城南大学の学生だったが中退した模様、放浪の身でよく暮らしていけるなあと突っ込みたくはなるが、立花藤兵衛も今回は気ままな放浪生活を送っている
ブラックサタンの次に現れたデルザー軍団のためにタックルを喪うも、その後パワーアップし最後は先輩6人が駆けつけて諸悪の根源を倒し昭和一期は終わる
なお、このストロンガーの後番組が川内康範氏(1920-2008)の監修の『まんが日本むかし話』であったことはかなり有名な話である