前回終盤にはぐたん(cv多田このみ)による不思議な力により呼び出された初代プリキュアこと
当然現在のプリキュアであるキュアエール(cv引坂理絵)はその存在を知らないし、呼び出されたブラックも「ここ、どこ?」状態。
そんな時に大先輩に天からの使いだと思いメロディソードをくださいなと言うマシェリ
いきなり違う世界に放り出されたのだからパニクり、ブラックは「ありえない!」の口癖を、エールは「めちょっく!」と言う口癖で新旧の連呼でパニクる。
こんな状態でも落ち着いていたホワイトが「まあ、落ち着いて」と言ったために、エール、マシェリ、そしてブラックまでもが「これで落ち着いていられますか?」と言う。
まあ、あの状況で落ち着いているホワイト自体がかなり冷静で動じない性格と言うか…。
その後、『ビューティハリー』(元ネタはダーティーハリー?)と言うハリーが人間界で経営する店で、変身を解いた美墨なぎさ(cv本名陽子)と
雪城ほのか(cvゆかな)が久しぶりに普段着で現れる。
相変わらずたこ焼き好きななぎさは健在。って何故かさあやが焼いていた。以外に器用だな、さあや。
やはり時空を超えてもなぎさはなぎさでほのかはほのかだった。
しかし、ルールーの気分は冴えなかった。
えみるの大切なギターを壊してしまうことになってしまったからだ。
必死に「気にしなくていいのです」と取り繕うえみる、出て来た時はかなり鬱陶しいキャラだと思ったが慣れて来たらなにかいじらしくて可愛く思える。
えみるはルールーを傷つけたくなくて必死に我慢して嘘をついていたのだ。
本当は大切なギターが壊れてしまったのは悲しいことなのに…。
それはルールーにほのかが話していたことである。さすが大先輩!
そしてはぐたんのオムツを替えに行ったえみるの元になぎさが来る。
なぎさ「ケンカしたっていいじゃん、本音をぶつけ合わないとわからないこともあるよ!」
やはりなぎさが言うと言葉が重みがある。
たまには魂の討論も必要だとなぎさに言われると、たしかにえみるも躊躇いはしながらも思うところがあったのか、しかし不仲と言うわけでなく、ギターが壊れてしまったことに端を発するのだが、あれは変身したマシェリがアムールを庇ったが故に壊れてしまった不幸な事故だったのだが、えみるが少し意地を張って、「大丈夫です」と言って強がっていたに過ぎないのだが。
それが証拠にえみるはルールーにあげるアクセサリーを手作りで作って渡すのだと作り始めて完成させた。
一方のルールーは、自らの技術力と、ほのかやさあやの力も借りて壊れてしまったギターを作っていた、えみるとルールーとのお揃いで。
ほのか「こうして見るとルールーさんがアンドロイドだと思えなくなるときがあります」
さあや「私も科学について学ばないと」
この二人、キャラもタイプも被っていて気が合いそうに見えないか?
まさにありったけの想いでギターを作るルールー、それちょっと昨年のプリアラっぽいノリだが気にするな!しかし真面目なのがひしひしと伝わるよな。
ほのか「その想いはえみるさんに伝わりますよ」確かにそうだ、ほのかが言うと言葉が重みを帯びる。
「そうですね」と言うルールー、クライアス社時代とは別人(いや、別アンドロイド)に思える
大先輩にはあのキューティーハニーやリミットちゃんがいたりするからルールーもそれに近いのか(高性能なのは共通する)
場所が変わってクライアス社、度々の失態を繰り返し、上司から叱責されるパップル(cv大原さやか)
パップル「私にはまだあの人がいる」
と部屋に入るも、先に来ていたジェロスに『鶴の恩返し』の例え話をされ、信じていたジョージの裏切りを知る。(正体はクライアス社社長、ジョージ・クライ)
そう、パップルは捨てられたのだ。
その頃、えみるはルールーとギターの件などについて魂の討論に入っていた。
対峙するふたりって拳で語り合うわけではないが。(田村奈央)と(田村ゆかり)の両田村との討論だ。(そりゃ声当ててる声優さん)
みんなが覗いている中えみるとルールーとの魂の討論が始まった。
ルールー「えみるはギターが壊れても平気なのですと言いましたね?」
えみる「大丈夫というから大丈夫なのです」
ルールー「本当は大丈夫じゃないくせにどうしてそう言うことを言うのですか!理解不能です。」
えみる「ルールーはすぐそう言うのです」
しかし次の瞬間こうなった。
えみる「少しは考えるのです!」ルールーの頬を引っ張るえみる。負けじとルールーも。
「嘘を吐かれたら誰でも嫌な気持ちになります!」とやり返す。
そのやりとりを見て、なぎさはほのかと仲が良くなかった時代を思い出す
もう昔の話である。『ふたりはプリキュア』の第8話でのエピソードについて語っている。
なぎさ「もうほっといて!あんたなんかプリキュアってだけで友達でもなんでもないんだから!」
かなりきついセリフを言われたほのかは傷ついてしまう。
あとの詳しいことは『ふたりはプリキュア』の本編を見て欲しい。
えみる「ギターの代わりはあってもルールーの代わりはいないでしょう!私はいつでもあなたを助けます!」
愛用のギターを犠牲にしてまでアムールに変身したルールーを守りたかったのだ。
ルールー「私もえみるを守りたい!」
心は通じ合っていたのである、ただえみるが意地になっていた理由がわからなかっただけなのである。
そして、ルールーはほのかやさあやの力も借りて自ら作ったお揃いのギターをえみるに渡す。
ルールー「いつかえみると弾いてみたいと思っていたのです」
えみる「私もです」
世界に2つしかないオリジナルギター、これはこれ以上ないプレゼントである。
そして、えみるもルールーに手作りのアクセサリーをプレゼントする。
これで、この前のわだかまりは解けた。
しかし、ジョージに裏切られたパップルは自らオシマイダーに変身する。
悪の気配を感じるなぎさとほのか、流石歴戦の勇者である。
まさに仮面ライダーBLACKとRXみたいである
嫉妬の塊になったパップルオシマイダーは、かなりのキモグロ怪人と化した。
緊急変身した、キュアエール、アンジュ、エトワール、マシェリ、アムールの攻撃がまるで通用しない、もうこれまでかと五人が覚悟した時に『デュアルオーロラウェーブ!』と、あの二人が現れた!
「光の使者、キュアブラック!光の使者、キュアホワイト!ふたりはプリキュア!」
真打ち登場である!
決め台詞も当時のまんまである
アクションも他の追随を許さない肉弾戦、この後二人はパップルオシマイダーを海にぶん投げる。
あのオシマイダーはパップルであることに気づくアムール、パップルはなんだかんだ言ってもルールーからしたら元上司である。
「彼女の心の痛みがひしひしと伝わるのです」
というアムール、クライアスの下でただ事務的に仕事していた時代とはかなり変わったなあ。
マシェリ「行きましょう!」とパップルオシマイダーの中に入ることをアムールと決意する。
ブラック「行っていきなよ!」大先輩も勧めた
やはり歴戦の勇者だなぁ。
エール「フレー!フレー!」殆ど出番なかったエールは応援だけ…まだ経験浅いからなぁ。
内部に入ると裏切られて嘆き悲しんでいたパップルの姿があった。
パップル「もう私には何もない…」
元部下だったルールーことアムールの意見にも「うるさい!心のない機械人形に私の気持ちがわかるか!」とまで詰る。
マシェリ「私はあなたのことが好きではありません、いつもルールーにひどいことばかり、でもそんなあなたにも未来はあるのです!」
アムール「私は嘘と言うのがわかりません、でもあなたがその人を愛したことは嘘ではありません!」と、まさに真理なことを言ってパップルを許そうとする。
ジョージに裏切られ心が傷つき恋を失ったパップルを抱きしめる二人。
パップル「暖かい…」思わず本音が出るパップルに、かっての邪悪さは消えていた。
そして、パップルの心の内部から出たマシェリとアムールはギター型の武器、ツインラブギターを披露する
アムール「アーユーレディ!」
マシェリ「行くのですっ!」
ギター弾きながらまるで『東方プロジェクト』の霧雨魔理沙の『恋符マスタースパーク』のような波動砲をギターを弾いて発射し、浄化する。
アムール「愛してる!」マシェリ「センキュー!」ってかなり卑怯すぎる可愛さ!
決めポーズも決まってる、そしてパップルは「私の恋は終わった、だけど終わりじゃない」
と納得づくで浄化される。
まあ、めでたしめでたしなのだが、異世界から呼び出したなぎさとほのかははぐたんの力によりまた元の世界に帰される。
ほのか「では皆さん、お別れです」
なぎさ「私、こんなのばっかり!」
なぎさ「ありえな〜い!」と最後までブレることなく元の世界に戻って行く。
さあや「どうしてはぐたんは呼び出せたの?」
ほまれ「さあ、それにしてもきゃわたん!」
ハリーですら「なんで呼び出せたんや?」である。
しかしはぐたん何者?他の妖精は呼び出せなかったのに?昨年までの妖精は力不足だったのか?強ち使えないと言う訳ではないが不思議な力は特になかった気がする。
最後はお揃いのギターを持つえみるとルールーをアップしよう。これで二人は益々繋がりが強くなった。もう誰も『ポプテピピック』などと言わないだろう。