franky202's diary

徒然なことを徒然に書くブログ

アナザーワールド=もしもの世界

初めに注意点を書く、これはもしもの世界なので、自らがそうなって欲しいからではなく、そうなった可能性が強いのではの仮説の上で書くので一部胸糞悪い表現がある可能性がある上で読んでいただけたら幸いに感じる。

 

まあ、きっかけは嫌いなのは『努力と根性』で好きなのは『創意と工夫』と言い、『原発推進派』で、『反米反中尊皇攘夷』を掲げている馬鹿げた理想主義者で石原慎太郎推進派と言うなんとも馬鹿げた理想を掲げているTwitterのフォロワーがいたからこのもしもの世界アナザーワールドについて書く気になった。

 

オレは個人に対しての誹謗中傷やヘイトなどはしない、あくまでもフランクな立場で見る

だからこのブログで書くことも戯言だと思って頂けたら幸いかと思う。

 

まずは原発推進であるが元から日本は災害が多く、原発を作るには適していない、もし作れば旧ソ連チェルノブイリのような惨劇に見舞われたであろう

海中に作ればと言う話ではない、結論は無理。

 

反米反中尊皇攘夷であるが、アメリカや中国との国交を断ち自立すると言う絵空事であるが、400年前ならいざ知らず、今の日本人にそんなマンパワーはないしそんな思い切った政治家は皆無である。

 

居るとしたらその政治家はドン・キホーテ並みに笑い飛ばされ誰の指示も受けられない。

 

ドン・キホーテはスペインの作家セルバンテスの作品『ドン・キホーテ』の主人公で間違った騎士道の思考を持ち、苦労する話である。

従者のサンチョ・パンサ共々ラ・マンチャから旅立つが、やることなすこと空回りで一向に自分の行動が理解されないと言う趣旨の物語である。

 

まあ、ドン・キホーテの考えは悪くはないが若干、やることが大仰でズレていると言わせてもらう。

 

そういえば川内康範(1920-2008)の特撮ヒーロー物で『ダイヤモンド・アイ』(1973年)と言う主人公のライコウこと雷光太郎(大浜詩郎)が政財界の悪を暴くために敢えてフリーのライターになる時に「俺はなってやる!現在のドン・キホーテと呼ばれて馬鹿にされてもやってやる!」と勤めていた雑誌社を辞めてフリーのライターとして悪と戦う決意をする際にドン・キホーテの例が例えられている。

 

しかし、悪の元凶の源海龍(南原宏治)を追い詰めたは良いが、自らが命のピンチになった際にアラビアのブルーダイヤの精であるダイヤモンド・アイ(cv池水道洋、後に野田圭一)が現れ、「苦しくなればこのアイリングで余を呼ぶと良い」と雷光にアイリングを手渡そうとして最初は辞退した雷光も「有効の証としてなら受け取ろう」となり、前世魔人が現れどうしようもない際に「アイよぉ〜!」とアイリングに叫ぶとダイヤモンド・アイが召喚されて現れると言う、ゲームの『ファイナルファンタジーシリーズ』に先駆けた召喚と言う形でヒーローを呼ぶと言う画期的な試みがされている。

 

そして、アイの『外道照身!霊波光線』を受けると人間に化けていた前世魔人が「ばぁれぇた〜かぁ〜!」と叫び正体を表すと言う味方ではなく敵が正体を暴かれて魔人になると言う、変身ブームを逆手に取った物語にされている。

 

時代が早過ぎたのか26話終了だが、スタッフが時代に媚びずにオリジナルを作ろうとした点や先駆的な試みはもっと高評価されるべきである。

 

ドン・キホーテになると自らが言ったライコウを思い出して話がかなり逸れたが、今回言いたいことはそれではない。

 

昨年末に14年ぶりに『新サクラ大戦』が発売されて賛否両論が分かれたのは以前にも書いた。

まあ、オレはありだと思った、旧作リスペクト派ややってもいないのに誹謗中傷をする輩もいるにはいたが。

 

そんな中で作品愛がある第一形態まぐチャンネル氏と言うYouTuberが昨日ゲリラライブをしたのだが、彼が今書いている『新サクラ大戦後日譚、神崎すみれ物語』は、帝国華撃団花組の唯一の生き残りになってしまった神崎すみれが如何に大帝国劇場を立て直して新たなる帝国華撃団を再建させたかの話を描いている。

 

すみれはただ一人霊子甲冑三式光武に残されて、瀕死の重傷を負うも奇跡的に命が助かり、目を覚ますところから始まり、降魔大戦の顛末や降魔皇や幻庵葬徹を幻都に封じたは良いが、仲間たちは戻って来なかった現実を聞いて嘆き悲しみ、白米を見ると、帝撃1の力持ちで桐島流空手の体得者ですみれとよく喧嘩していたが心の中では通じ合っていた桐島カンナ(cv田中真弓)を思い出し、泣き出して食べられなくなったり、一応退院し、その途中で帝劇を思い出し病み上がりの体で走り蹌踉めき負傷するも帝劇を見て愕然として自宅に帰ると言う描写や、家に戻り、あちこち療養して体は良くなるも心が傷心のままで眠れなくなりやがてはいかがわしい店に出入りし、下戸なのに酒を煽りその都度乱痴気騒ぎや嘔吐を繰り返し、遂には店から放り出され、汚物塗れになり人から気持ち悪がられたすみれが「何が帝劇のトップスタアですか!」「何が栄光の帝国華撃団花組ですか!」と叫び通行人から退かれて、やがては帝劇の前で眠ってしまうと言うオチになり、その後築地署からの通報で神崎家に戻るも父重樹から殴打され叱責を受け、自分のした愚かさ、自分は多くの人の協力で死んでもおかしくない状態から助かるもその命をドブに捨てるような生き方をしていたのを叱責され、祖父忠義にも「もっと自分を大切にしなければいけなかったのじゃ」と諭され、いたたまれなくなり飛び出す辺りリアルだと思った。

 

またも銀座にいて今度は酒場でなく大衆食堂に入るも昨日相手にしたチンピラから絡まれて一度は抵抗するも恥ずかしいことをしたすみれはそれ以上強気に出れず、チンピラ三人に連れ去られ、陵辱されそう(どう見てもあの三人はすみれの肉体が目的)になる所を浅草を本拠にするダンディ団の団耕作、西村ヤン太郎、ベロムーチョ武田の三人にすんでのところ救われ、団はチンピラ三人に「お前たち気付けよ、お前たちが連れ去ろうとしているのは帝劇のトップスタア神崎すみれ嬢だぜ」と言われチンピラたちは「あの神崎すみれ!」と驚き連れ去ったとなればただでは済まないことを気付き、外に出てやり合おうと団が言うもチンピラ仲間が「この三人は喧嘩では負けなし」と言う事実を知り恐れ慄いて逃走する。

 

やがて警察が来るために厄介なことになると思った団は西村にすみれを背負うように命じて裏口から素早く逃げてやがて団はすみれに話しかける。

 

「何があったのか?事情は言えないのか言いたくないのか?」

すみれは暫くは答えなかったがやがて団が「女が酒を飲むには大体相場が決まってましてね、男と上手く行かないか、やることがないか、あんたのことだ男と言う線がないと言うことはやることがないからではないですかい?」と言われまさに当て嵌まったのでやがてすみれは重い口を開き漸く降魔大戦以来まともな会話らしい会話が出来る相手が現れて団に「もう、あんな店に行っちゃダメですぜ」と言えば武田は「いつも男前の俺たちがいるわけじゃないですから」に西村が「お前自分で自分の顔見たことあんのか?」「なんだとこの野郎」と喧嘩を始めると団の「静かにしねえか!マッポに見つかるだろうが!」と言うやりとりを見てすみれが笑ったのを見て団は「すみれさん、やっと笑ってくれましたね、あなたには笑顔がお似合いですよ」と言い後日浅草に遊びに来て良いと言って去ってゆき、すみれは漸く生きようとする光を見つける。と言う描写が素晴らしかった。

 

浅草での話は、降魔により破壊された浅草の街だがみんな明るいことと、団は軍から小麦粉をくすねて西村や武田がタコを釣ってくるのでたこ焼き屋の屋台で稼いでいたり、浅草12階と呼ばれた凌雲閣が潰れた時は流石に落ち込んだと言った後に酒を持って団が屋台の一部を探した後に西村は凌雲閣には団の想い人の菊乃と言う娘がエレベーターガールとして勤めていて、普段何かと世話になったことや、心の拠り所だったと言う話や、降魔大戦の際に凌雲閣が破壊された際に逃げ遅れた客を助けようとして命を落としたことを、それを聞いた団が仕事先から駆けつけて凌雲閣のあった場所の瓦礫を押し除けたら変わり果てた姿の菊乃の遺体を発見したことも。

 

団が西村に対して「お前すみれさんに余計なこと言わなかったか?」の問いに「ボス、実は…。」と、菊乃の話をしたことを告げ一時団の顔は険しくなるも直ぐに「良いさ、すみれさんになら、な…」と西村の肩を叩いたあとにすみれに団と菊乃の馴れ初めを話して自らの夫婦としてのあり方を話して「とりあえずは遺骨は私が管理しています、菊乃の墓を立てて葬った後に後々は自分も同じ墓に入るつもりです」と死んでも一緒に添い遂げるという持論を話す。

 

そして、話すうちにすみれは「帝劇はまだあるじゃないですか」と団に言われて自分の目的を漸く見つけて団に感謝をしつつ少し冗談を言ったあとに多いに笑いやがて浅草を去った後にあちこち壊れた帝劇の前に立ちやがて帝国華撃団の旗を振って決意を述べて「みんなが帰ってくるまで降魔大戦は終わってはいない!帝国華撃団はここに健在なり!」と新たなる誓いを立てるのである。(ここのセリフがめちゃくちゃカッコいい)

 

その後の話はYouTubeで見て欲しい、上手く出来ているし、セガの開発陣に見てもらいたいくらいの内容だから。

 

まあ、それはさておきもしもダンディ団があの時現れなかったらの話を書くと、すみれはあのゲスなチンピラに陵辱され、やがて身を持ち崩し、家からは勘当され、自堕落な生活に堕ちて帝国華撃団や仲間や大神一郎のことなどさっぱり忘れて酷い道を歩んでいたと推測する。

 

薬物依存症になっていたと思う、間違えれば沢尻エリカと変わらない自堕落になっていたと言える。

 

それか梅毒を移されて、モーパッサンのように悩乱したことを叫んで救いのない人生ではなかったかと思う。

 

勿論帝劇は再建されずに朽ちた後に取り壊しと言うオチになっていたに違いない。

 

ということは、やがて幻庵がまた現れた際に他国華撃団奮闘も虚しく幻庵の思うがままにことが運び、幻都が現れて世界は降魔皇のものになっていたに

違いない。

 

漫画版『デビルマン』並の救いのなさか『伝説巨神イデオン』並の救いのなさになっていたに違いない

(永井豪富野由悠季は違うが描く結末は同じ)

いずれにせよ人間は滅ぼされるか生き残っても降魔と融合され降魔人間が支配し、なれなかった人間が虐げられると言う『銀河鉄道999』の機械人間が支配するような世の中になっていた。

 

ある意味で悪夢だ.アナザーワールドで考えたら救いのない話になるのは当然である。

 

まあ、『現実は甘かねえんだよ!』的な山野一の『四丁目の夕日』みたいに不幸のジェットコースター並みの話が好きならありっちゃあありだが見ていて胸糞悪い。

 

ゆっくり動画なら『てきとう太郎』に近いか…。

まあ、良いことばかりではない、と言う考えをもつニヒリストがシニシストにしかウケないが続けられたら鬱病である

まあ、そんな辛気臭い話が好きなら話は別だが。

 

今回は『新サクラ大戦アナザーワールド及び、もしものアナザーストーリーについて触れたが、機会があれば他のアナザーストーリーも考察してみたい

 

その中から自分が描きたい物語が生まれるかも知れない

まあ、山野一や『宮本から君へ』や『キーチ』の

新井英樹みたいな胸糞悪い話にはしない。

 

リアリティがあっても胸糞悪い話はあまり楽しくはない、それはみんながわかっているはずだ。

 

グダグダにもしたくない、曖昧にしたくないから

曖昧は逃げてあることを心得よ!