敵の怪人も作品により異なり、様々な怪人が設定されている。
警視庁の刑事一条薫(葛山慎吾)と組んでグロンギを倒して行くというのが物語の立て筋だった。
故にみんなは未確認生命体4号(略して4号)と呼んでいた。
最終回は最期の敵を倒した雄介はいずくともなく旅立つという結末だった。
天然ボケの楽天家が津上翔、生真面目な氷川誠、粗暴で無愛想なのが葦原涼という性格も考え方も全く違う三人がライダーになって、未確認生命体アンノウンと戦っていた。
最終回はギルスは残念な結果になったが、アギトとG3Xは普段の生活に戻った結末になっている。
何故か劇場版では王蛇が杉浦太陽になっていたが。
最終回はどうともとれるラストだった感がある。
555は変身アイテムに携帯電話を使うライダーとして異例だった。
555=乾巧は半田健人が演じた。ヒロインの園田真理(芳賀優里亜)、カイザとなる木場勇治(泉政行)と絡みオルフェノクを倒すという話だったが、オルフェノクの中には必ずしも悪の心を持つ者ばかりではなかった描写がされている。
やはり最終回は巧は旅立つ結末になっている。
剣(ブレイド)は剣に変身する剣崎一真(椿隆之)と相川始(森本亮治)カリス、橘朔也(矢野威)ギャレン、上城睦月(北条隆博)レンゲルが軸となり敵を倒していくのだが、最終回は互いに争う結果となり、敢えて一真が怪物になることを選んで終わるというやりきれない結末になった。
仮面ライダー響鬼はそれまでのシリーズとは画を異にする内容で変身ポーズ取らない、バイクに乗らないという異色尽くしの仮面ライダーで、主演の響鬼こと日高仁志には当時33歳の細川茂樹が抜擢された。仮面ライダーシリーズ最年長の主演俳優となっている。
最終回はヒビキは明日夢に全てを託していずくともなく姿を消すという結末だった気がする。
布施明の『少年よ』はその想いが託されたエンディング曲だった。
結末は割と普通だった気がする。
デンライナーに乗りながら怪人を倒して行くのだが、電王に力を貸すイマジンが、モモタロス(関俊彦)、ウラタロス、(遊佐浩二)、キンタロス(てらそままさき)、リュウタロス(鈴村健一)と個性的でみんな仲が悪かった。
最終回は良太郎はデンライナーから降りて自立の道を歩むエンディングだった。
仮面ライダーキバは普段はバイオリン職人の紅渡(瀬戸康史)がファンガイヤと戦うためにキバットの力を借りて変身するという内容だった。後半はイクサというライダーも登場するが。ファンガイヤを倒した後は元のバイオリン職人に戻ったような気がする。
仮面ライダーディケイドは未だに賛否両論を呼ぶ平成10作目の仮面ライダーである。記憶喪失の門矢士(井上正大)の尊大な態度と、『覚えておけ、通りすがりの仮面ライダーだ』というのは仮面ライダー版『木枯し紋次郎』という感じだった。
それまでの平成仮面ライダーの世界を巡るという話なのだが、カードコンプリートも目的である。
ディケイドと敵対するディエンド=海藤大樹は戸谷公人が演じた。
そして昭和仮面ライダーファンには胸熱なのは何と20年ぶりに南光太郎を演じた倉田てつをが南光太郎=仮面ライダーBLACKRXとして登場し、見事な演技を披露してヒーローかくあるべきという姿を見せたことだ。
ディケイドはRXの世界だけではなく、なんと仮面ライダーBLACKの世界にまで来て南光太郎がBLACKの変身ポーズまで披露した。何故か仮面ライダーXのライバルのアポロガイストが現れてディケイドやRXを苦しめる。
しかし変幻自在仮面ライダーのRXはバイオライダーになり相手を翻弄していたりした。
アマゾンは既に担当俳優だった岡崎徹が廃業していたために山本ダイスケ役はペルー人のエンリケが役を担当したが大根演技だった。まあ、モデルだから仕方ないか。
だから最終回で丈が足りず空前の平成ライダーバトルの結末を映画でという結末になり当時かなり叩かれた。
まあ、その結末は普段の生活に戻っただが。
多くの疑問符を残したディケイドの後を受けた仮面ライダーWは、ライダーでは珍しい二人で一人の仮面ライダーに変身するライダーになった。左翔太郎(桐山漣)とフィリップ(菅田将揮)がベルトにメモリーを刺し、『サイクロン!ジョーカー‼︎』と変身し、フィリップがぐったりで翔太郎が左右のメモリーを刺して変身する。
『さあ、お前の罪を数えろ‼︎』というのが代名詞であった。
普段二人は探偵をやっていて風土町に現れるドーパントを倒して行く話であった。途中にV3のオマージュ的ライダーのアクセルも加わる。
最終回近くでフィリップが行方不明になるが最終回では復帰し、まだまだ現れるドーパントと戦闘中で『さあ、お前の罪を数えろ‼︎』という結末だった。
人間の欲望という永遠のテーマを追求した仮面ライダーOOOは、鴻上ファウンデーションの社長鴻上光正(宇梶剛士)が、災いの元になるグリードを現代に蘇らせたのが発端となり、世界放浪し、バイトで働いていた火野映司(渡部秀)が偶然に拾ったコアメダルが元で追い回される。
現代に復活したグリードやヤミーと戦う警視庁刑事の泉信吾(三浦涼介)は瀕死の重傷を負う、そしてあちこち逃げ回った映司はアンク(三浦涼介)に促されるようにベルトを装備しコアメダルをスキャナーし、OOOに変身した。
そして、これは使えると感じたアンクは信吾の体に憑依しながら映司をメダル集めのために利用し、他のグリードの放つヤミーと戦うという事になる。
伊達広は本業は医者で、映司が何の目的もなく戦うのを不思議がったり、中々女心のわかる好漢として描かれ、後に一時的に映司を欺くために真木清人の味方になったりしたが賞金を稼いだらさっさとライダーのベルトを後藤慎太郎(君嶋麻耶)に譲り、旅立つ。
しかし真木清人は人間でありながらグリードの力を求めてカザリやアンクを利用したりとやりたい放題し、アンクが単に真木の欲望に動かされているのに気付きやがて真木の下を離れ、映司と協力する道を選び真木が変身したグリードと戦い、満足しながらアンクは消えていく。
最終回は全てはグリードが現れる前に戻り、鴻上光正はまた新たなる欲望の元を探す事になり、後藤は警察官になり、アンクの憑依から解放された信吾は刑事に復帰し、最終決戦に加わった伊達は世界に旅立ち、泉比奈はクスシェにそのまま残り、映司は割れたコアメダルとアンクとの思い出を胸に世界放浪の旅に出た。
まるで昭和のツッパリみたいなスタイルをした如月弦太朗(福士蒼汰)が天の川学園に転校して来て『学園中の生徒全員と友達になる‼︎』と言っていた。
そして幼馴染で宇宙に無限の憧れを持つ城島ユウキ(清水富美加)と再会し、学園中のグループの争いに巻き込まれたりしながらも天の川学園に次々に現れるゾディアーツと戦うために歌星賢吾(高橋龍輝)が持つアストロスイッチのついたベルトを付けてフォーゼに変身する。
最初は弦太朗に非協力だった賢吾も自らが虚弱体質でベルト適合者ではないためにベルトを弦太朗に託す。そして勝手に仮面ライダー部を作る。
次々に襲い来るゾディアーツは実は理事長我望光明(鶴見辰吾)の陰謀だった。
実は我望は賢吾の父を陥れた人物だった。
そして最後は理事長我望と対決になり、最後はフォーゼと友達のグータッチをしながら消えていく。
最終回は理事長がいないのに天の川学園は普通通りになっていて仮面ライダー部に新入生が入部するめでたしめでたしだったな。
しかしかって悪役として名を響かせた八名信夫が弦太朗のおじいちゃん役を演じたのは驚いた。シブいじいちゃんなんだなこれが。
仮面ライダーウィザードは魔法使いというのが縦筋となり、次々に現れるビーストを倒して行くという話だった。
操真晴人(白石集也)がウィザードで、仮面ライダービーストが仁藤攻介(永瀬匡)だった。晴人はかってサッカー選手を目指していたが、同僚を怪我させたために辞めたという経緯も描かれていた。
最終回は晴人は何も言わずに去って行くという結末だった。