頻発するのはおかしいと、特状課が動き出す。
調べ上げたらある新聞社⁉︎(雑誌社説もある)のカメラマンとライターが浮かび上がった。
その二人に真相を迫る進ノ介。
しかし二人はシラを切って「何のことですか⁉︎偶然でしょ⁉︎」
などと知らぬ存ぜぬを通す。
強く真相を迫る進ノ介、それを止める霧子、見ていてやはり刑事もの要素を入れて良かったじゃないか。
納得行かない様子で一度は引き下がる進ノ介。
しかし西城などの調べなどを受けて次に爆破されるビルを予測し、過去に起きたビルの手抜き工事によるスクープをあの二人が追っていたのを知る。
決定的スクープを掴むも権力か財力で握り潰され二人のスクープは取り上げられなかったばかりか嘘八百扱いされるなどの過去があり、編集部にいた上司が責任を被り退社し警備員になっていたのも調べる。
そしてそのカメラマンに再び迫る進ノ介
カメラマンは最初はシラを切り通していたが、やがては真相を暴かれ、「そうさ、ビルを爆破してスクープを取っていたのは僕たちさ。」と白状する。
そしてカメラをモチーフにしたロイミュードが現れビルを爆破しようとする。
そうはさせじと進ノ介もドライブに変身する。
ロイミュードと戦っているうちに魔進チェイサーのチェイスが現れ「邪魔はさせねえぜ」と自らも変身し、ドライブに立ちはだかる。
レベルの違いと強さを見せつけドライブを変身解除に追い込む強さを見せたチェイス。話はまたも続きになる。
今回はドライブだけでなく、魔進チェイサーのチェイスやハートのおもちゃまで発売されている。
デザインは不気味で、『仮面ライダーBLACKRX』の怪魔ロボットに近いデザインなのだが醜さの格好良さも示していて
中々良い出来になっている。多分ブレンもおもちゃ化するに違いない。
それでモチーフを新選組にしたのか。
今際の際にスタインベルトは自らが発明したドライブシステムのベルトに自らの意思を移して息絶える。
だからベルトさんと言わないと怒るのは発明者のクリム・スタインベルトの意思が移っているからである。
車変形やミニカーやタイヤ交換などもスタインベルトの発明したシステムかもしれない。
その力を恐れた魔進チェイサーがスタインベルトを暗殺するのは当然である。
やはり暗殺が入る辺りは新選組を意識している魔進チェイサーたちである。
新選組は『池田屋事件』で京の都を火の海にしようと企んだ長州藩士などを暗殺し、『禁門の変』でも久坂玄瑞を切腹に追い込んだり、果ては新選組に途中から入り乗っ取りを企んだ伊東甲子太郎が、新選組から離れて御陵衛士を結成した際に斎藤一をスパイに入れて情報を探らせて油小路で甲子太郎や藤堂平助などを暗殺している。
逆らう者は容赦がなく、例え同僚でも規則を破った者は切腹か、(山南敬介)や、暗殺などを行っている。
まあ、悪の側にも格好良さをとで新選組は間違いではない。
でも一番出世したのは山南敬介を演じた堺雅人でしょう。
あの時は泣きそうな演技とか言われていたのに、TBSの『半沢直樹』では『倍返しだ‼︎』のセリフを流行らせて再来年の大河ドラマの『真田丸』(また三谷幸喜が書くんだなこれ)の真田幸村に主演が決まったらしいし。10年前を見たら信じられない出世である。
まあ、誰がどうなるかは誰もわからないというから。