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さて、今回だが。

さて日曜日は『仮面ライダードライブ』の最後の事件と称した橋渡し回だが、次の作品である『仮面ライダーゴースト』のキーアイテムである眼魂(アイコン)が出てきてそれを悪い人間と途中で現れた眼魔が奪い取ろうとする回である。

既に前回で事実上最終話となり、ベルトさんがない泊進ノ介はドライブには変身出来ない。

そんな中に凶悪犯がロイミュードと眼魂を利用して悪事を働こうとする。
そんな中に次回作の仮面ライダーゴーストが現れる。

しかし少し現れただけでそれ以上の介入はしていない。
ちょっと『宇宙刑事ギャバン』(1982年)の最終回に出て来たシャリバンを思い出した。

結局犯人は霧子を人質にして「この女がどうなってもいいのか⁉︎」とまんま刑事ドラマっぽく進ノ介を脅す。

ベルトさんに出会う前の進ノ介にはかって自分が躊躇ったために同僚の早瀬を再起不能の重傷を負わせたトラウマがあった。
似たようなシチュエーションは『エスカ&ロジーのアトリエ』のもう一人の主人公ロジー(cv石川界人)もかって中央にいた頃に飛行船を建造していて自らが担当したエンジンを整備班の意見を聞かずに制作したためにエンジンは暴走し、飛行船は炎上、唯一の理解者だったロジーの友の整備員も火を消すために大火傷を負い再起不能になってしまい責任を感じたロジーは周囲の反対を押し切って地方のコルセイトに行くことを志願した例があるにはあるが。(これも一種のトラウマ)

結局はコルセイトの開発班が飛行船を作るのを手伝う羽目になり、「こんなもの出来なきゃよかったのに」と言ってしまいエスカ(cv村川梨衣)にものすごく大泣きされて「どうしてあきらめてしまうんですかあ!」と凄く泣きつかれてしまうんだが。(その時のピアノの旋律メインのBGMが泣けと言わんばかりにいい曲なんだわ)

話をドライブに戻すと卑怯な犯人に進ノ介は「俺は一年前の俺じゃない‼︎」と、犯人に敢然と立ち向かい「霧子、俺を信用してくれるか⁉︎」と言った後霧子が頷いたので進ノ介は犯人に銃をお見舞いし、霧子を保護した後に犯人を捕らえて進ノ介は見事に事件を解決した。
仮面ライダードライブとしてではなく、泊進ノ介として。

その後、特状課に行くと本願寺課長(片岡鶴太郎)が待っていて、「捜査一課に配属を命ずる」と言う事例書とかって本願寺課長がベルトさんと会話したときのベルトさんの言葉を伝えて本当の意味での最終回となる。

まあ、良い最終回ではあった。変身したら陳腐だと思っていただけに最後は生身で事件を解決させたのだから。

似たような最終回は『ウルトラマンタロウ』(1973年)にもあった。
「僕はもうウルトラのバッヂを頼りにしない‼︎」と空に変身アイテムのウルトラのバッヂを投げてそれを受け止めたウルトラの母が「光太郎さん、あなたは人間として生きる喜びをしったのよ。」と言った。おいおい‼︎

それを見たバルキー星人は「見たぞタロウ!バッヂのないタロウなぞ怖くもなんともないわ‼︎」と勝ち誇る。(セコい奴だな〜)

東光太郎(篠田三郎)は驚く白鳥少年に、「見ておくんだ、人間には知恵と勇気があることを‼︎」と言って生身のままでバルキー星人との戦いに挑み石油コンビナートにまで誘い出して最後は石油コンビナートを大爆発させてバルキー星人を倒すという甚だ損害賠償請求のかかる勝ち方をしている。

そういう場合は変身してもいいのに、スタッフが「やがてはウルトラの夢と訣別し、厳しい世の中に出なけりゃいけないよ」と言う確固たるテーマでこの最終回を制作したのだろうが。

仮面ライダードライブのスタッフは勿論ウルトラマンタロウを見ていない世代だからこういう最終回が過去にあったのを知らずに最後は変身せずに事件を解決という話にしたのだろう。

勿論眼魂はドライブ本編には関係ないアイテムであり、ゴーストではキーアイテムである。ゴーストの敵の眼魔も少しだけ出て来た。

しかしゴーストにはあまり関係ない眼魂だったのだろうあの後回収していないから。

主人公が変身せずに事件を解決させたと言うのは過去にはなかった。
それもヒーローとしてでなく一警察官泊進ノ介としての、そして刑事泊進ノ介の物語の始まりなのだろう。

次回からはゴースト本編だが、いきなり天空寺タケル(西銘駿)が眼魔の手にかかり命を落とす。
そして99日の間に15個の眼魂を集めないとタケルは二度と蘇らない。

そしてそのタケルを導く役を演じるのが竹中直人
レインボーマン」におけるダイバ・ダッタ(井上昭文)のポジションなんだろうな。

眼魔も眼魂を狙っている、勿論己が望みを叶えるためにだ。
タケル=ゴーストも自らの命を燃やしてそれを止めるために戦う。

キャッチフレーズが『命、燃やすぜ‼︎』なだけに。