franky202's diary

徒然なことを徒然に書くブログ

意外や意外、ヒーローと悪役は実は仲良し

完全にPL学園から野球界に人材輩出者の宝庫の立場にとって代わった大阪桐蔭高校(大阪府大東市)のショートもできれば投手もできる根尾昂に何球団競合か?サプライはあるのか?のドラフト会議は明日だが、その話は今回はテーマとして置いておく、趣旨と違うので。

 

かってヒーローもので敵味方に分かれて戦った人々は悪役同士は仲良くやっていたのは今は亡き曽我町子さんが健在時に曽我さんの店『ステラ』で、『電子戦隊デンジマン』のベーダーの一味が揃いパーティとかよくあったことを生前曽我さんは語っていた。

 

ベーダーの一味はお芝居を離れても仲が良かったようだ。

劇中では地球侵略を企んでいたが、私生活では友情を育んでいたとは意外だ。

 

その話は少し古いので最近の話をさせてもらうと、Facebookで個人的に友達である倉田てつをさんが東陽町で『ビリー・ザ・キッド東洋町店』をやっていたのは過去に書いた。

 

当時BLACK及びRXに出ていたキャストでよく来るのはBLACKでクジラ怪人、RXではクライシスの機甲隊長で怪魔ロボを作りRXと戦い、死に際に『地獄で待ってるぜ、RX!』と言うニヒルな捨て台詞を発したガテゾーンのスーツアクターの北村隆幸さん、BLACKでは大神官バラオム、RXではジャーク将軍のアクター及びガテゾーンの声を当てた高橋利道氏、更にクライシス皇帝からの監査官として来たダスマダーを演じた松井哲也氏もビリーの常連である。

 

意外や意外、劇中ではゴルゴムやクライシスとして敵対していた人々(死んだBLACKを聖なる海の洞窟に運び蘇らせたクジラ怪人はいい怪人だが一応はゴルゴムの一員、後にBLACKに味方し、トゲウオ怪人に殺害される)はいい奴だが、後は劇中では争い合ったキャラなので意外と言えば意外である。

 

倉田さんがインドネシアに仕事に行く時に「北村くんがいたら安心して店を任せられる」的なコメントを発していたことから北村さん(今は俳優は辞めている)と倉田さんとの仲は良好である

証で、常連客として松井哲也さんがいたのは意外、劇中では激しく敵対していたしRXをピンチにまで追い込んだのに、今では店の常連とは余程気に入ったのと倉田さんと松井さんとの仲が良好なのであろう。

 

男性客ばかりを紹介したが女性客では、BLACKで秋月信彦(堀内孝人)=シャドームーンの恋人である紀田克美役の田口萌さん、ウルトラマン80の女性ウルトラマンユリアンの人間体や、『科学戦隊ダイナマン』のダイナピンクこと立花レイ、『超戦士フラッシュマン』の女幹部の生態改造専門だったレー・ネフィルを演じた萩原佐代子さんがビリーの常連である。

 

中々濃いなあ、ウルトラマン戦隊ものの両方、味方と敵を両方やったベテラン女優も常連とは濃いし、倉田さんより萩原さんの方が歳上である。まだ倉田さんが小学生の頃に萩原さんはユリアン役だったので年齢はかなり離れているのだが。

 

RX関係では、佐原家の長女だったひとみを演じた井村翔子さんもいるらしい。(現在は女優はやっていない)うーん、味方してくれた人よりも、敵対した側の方が常連が多いなあ。

 

だから特撮の敵対関係ってあまり関係しないのかも、劇では敵対したがプライベートでは仲がいいは、藤岡弘、さんも大野剣友会のショッカーの皆さんと座談会をやったと聞いているし。 

 

その中で伝説のクソ不味い福屋の赤弁当の話が話題に上がり「赤い入れ物で2段重ねになってたけど、不味くてな」「でも食べましたよね、お前ら若いんだから二つ食え」と言われて

と言う苦しい撮影時の事情はショッカー関係担当の大野剣友会の人しか知らないし。

 

やはり苦楽を共にしたのは劇中の敵役が多かったと言うことか。

 

BLACKやRXでも概ねそうだったのだろう。劇中で敵対が、プライベートでは心許した友とは意外だ。

 

まあ、特撮に限らずアニメでも似たような関係と言うのは聞いている。

 

却って味方関係との人とは希薄及び関係すら不通の場合が多く、BLACKで言わせてもらうなら秋月信彦役の堀内孝人とはスタッフが揉めたことで喧嘩別れしてからは殆ど関係は絶たれたようだし、堀内氏も今は会社の取締り役で、もう関係もなにもない。RXに関しては霞のジョー役の小山力也氏は声優として忙しく、殆ど音信不通である。

 

まあ、別の道歩んだから仕方ないとは言えるがちょっと薄情過ぎやしないかとは思う。

 

あまり敵味方関係で味方同士はあまり仲が良い訳でなく、寧ろ敵役との絆が深いんだなぁ。

北村さんは気さくな人だし、敵役の方が作品や作品愛があるのと、思い出話に花が咲くのだろうな。