franky202's diary

徒然なことを徒然に書くブログ

まさかの展開

この前の仮面ライダーゴーストは、アラン=ネクロムの操り人形に成り果てたネクロムスペクターがタケル=ゴーストや、唯一の妹のカノンの声まで聞こえないと言う展開だった。

そして、大帝アドニス(勝野洋)やアデルの命を受けたイゴールがネクロムとは別行動で人間界に現れて画材眼魔(あの山下清調の語尾がつき、絵柄がピカソの)を利用してゴーストを倒そうとするが画材眼魔が「吾輩は絵を描きたいだけなんだな」と戦うことをしない。

イゴールはゴーストとやりあい、変身する。
龍みたいな姿だったがこのおっさんも眼魂セット変身出来る。
到底ゴーストがかなうこともなく、あっさり引き下がる。

タケルは画材眼魔に「俺たちは友達になれるかもしれない」と言って画材眼魔にその話を持ちかける。しかし眼魔の世界には友達の概念がないためにイマイチ理解してくれない。

そんな中カノンが兄マコトを元に戻して欲しいとアランに付きまとうがアランは耳を貸さずに無視をする。元から話の通用する相手ではない。

そればかりか駆けつけた御成やアカリにも不快感を示しネクロムスペクターで片付けようとする。無論カノンもだ。

危機一髪で駆けつけたタケルはゴーストに変身し、何とかネクロムスペクター=マコトに正気に戻って欲しいと願うが敵わないばかりか逆に攻撃され変身が解ける。

アランは「やれ‼︎」と変身が解けたタケルに止めを刺そうとした時にあの画材眼魔が庇いネクロムスペクターのバズーカ攻撃を受ける。

モグラ獣人並みに弱く、クジラ怪人並みに無害な奴かこいつは。しかしタケルを庇った理由が「吾輩の友達なんだな」である。

タケルはやっと理解してくれたと喜ぶが、画材眼魔は攻撃を受けたショックで命を落とす。

そしてタケルとカノンがネクロムスペクターに正気に戻ってと言うが最初はアランが「無駄だ」とあざ笑う。

執拗に今度はみんながネクロムスペクターに本気で正気に戻って欲しいと願うとなんと変身ドライバーからネクロム眼魂が外れてマコトは元に戻る。

まさに「その時奇跡が起こった」である。
「バカな⁉︎信じられない⁉︎」というアラン。
そりゃそうだろう完全に操っていたのだから。

そして正気に戻ったマコトとタケルはともに変身し、ゴーストとスペクターになりアランもネクロムに変身して応戦し、さらに攻撃をネクロムが加えようとした時に眼魔の世界からお呼びがかかり、「お前たち、運が良かったな」と言って去る。

とりあえず戦いの後、死んだかと思われた画材眼魔は気を失っていただけで生きていたことが分かり、友達とは何かを理解する。

マコトはタケルやカノンに感謝をしたがタケルに「俺の体は眼魔の世界にあり、アランがその気になれば俺の存在は消滅する」と言う衝撃的な事実を言う。

ってことは人間界にいるマコトは精神体だけで本体は眼魔の世界にありアランに管理されていると言う事か。

一方、眼魔の世界では大帝アドニスやアリア、アデルの元に仙人そっくりの長官が現れる。
もし仙人と同一人物ならば常にゴーストの行動を探るスパイだったと言うことになる。

アドニスも「我が仲間よ」と言っていたし。
なぜアランが戻されたのかはイマイチ謎だ。

いずれにせよ、眼魔の中には人間に敵対する者ばかりではないと言うのは分かった。
懐疑的なアカリも理解はした。御成はまた頭に絵を描かれるかとヒヤヒヤだが。

あの画材眼魔は丸いものに絵を描くクセがあるから。
しかし丸くないビルになぜ描いたのかはイマイチ謎だがその会社はイゴールの言うがままになった。

アランが言っていた「友情など必要ない」のは眼魔の世界にその概念がないからだと思う。
感情の概念もなさそうな感じだ。だから友情がそもそも存在しない。

話を変えると先週の木曜日で安部真弘の漫画、『侵略!イカ娘』が最終回を迎えた。
ネタバレになるからラストは敢えて言わない。

まあ、しかしあの終わり方はあの終わり方で良かったのだと思う。
極端に終わらせた訳ではないから。

2ちゃんの連中は『焼きたて!ジャぱん』見たいな終わり方だとか言いたい放題で安部は原作付きのほうが良いなどと言う始末。

それならお前らが描いて見ろよと言いたくなる。
イカ娘だけでなく、仮面ライダープリキュアもだ。

責任持たない奴らが集まって名無しの仮面を被って言いたい放題はまさに『仮面罵倒会』
simplogで少年隊の『仮面舞踏会』の替え歌を作ったがまさにその通りである。

まあ、新沢基栄の『ハイスクール奇面組』のように夢オチで逃げなかったのは評価したい。
あの夢オチの元ネタは29年前に小学生の間で流行ったドラえもん最終回説だからな。

同じ頃にサザエさん最終回説も流れたが似たような話だったしどこから漏れたかはしらないがしりあがり寿が大学生時代に機関紙に描いたサザエさん最終回の凄まじい話も載っていたし。
(内容は衝撃的過ぎて言えない)

みんなああ言う風に推測するのかね。まあ竹熊健太郎ガラスの仮面の最終回を予想して勝手に書いていたし。
『描かざるして描く』と言うあだち充的な逃げラストっぽかったし。



カオスだなぁ

相変わらず『仮面ライダーゴースト』はカオス回が続いている。
アラン=ネクロムが、マコト=スペクターに無理やりゴーストドライバーにネクロム眼魂をセットしネクロムスペクターにしてしまい無理やり洗脳し操っている回が続く。

「これで本当の友になった」というアランだがそれは本当の友じゃない!無理やり洗脳するのは単に意のままに操っているだけだ。

タケル、御成、アカリ、カノンはマコトを探すも中々見つからず、やがて現れたのはアランに操られ自我を失ったネクロムスペクターだった。

もちろんタケル=ゴーストのいうことなど耳に入らない、無理やり洗脳されてアランの意のままに動く人形みたいなものだから。

更にアランの兄アデルに命じられた科学者イーゴスが人間界に現れ、アランとは独自の活動をしている。

しかし今回の眼魔は絵を描くのが好きな眼魔だったな。上手い下手は別としてどっひゃ〜んな絵を描く。
しかし御成のツルピカ頭に絵を描くとはあんまりと言えばあんまりだが。

あらゆるものに絵を描いてどっひゃ〜んな芸術⁉︎にする眼魔なのだが、ちょっと喋り方が山下清風だ。「なんだな」が語尾についてる。

戦うことは基本的にせず、絵ばかり描いている
それを見たタケルはこの眼魔とは友達になれると確信する。
しかしイーゴスの妨害に遭い中々それが上手く行かない。

確かに山下清風眼魔は絵を描いてどっひゃ〜んな感性は理解し難いがそれで酷いことをするわけではない。しかしあらゆるものをどっひゃ〜んな絵にするだけが迷惑だが。

まあ、仮面ライダーアマゾンに出て来たモグラ獣人や仮面ライダーBLACKのクジラ怪人みたいに人に危害を加えない弱い怪人系列なのか。

いずれにせよゴーストはアラン=ネクロムに加えその傀儡に成り果てたネクロムスペクター、
アデルの命を受けて現れたイーゴスと四人と敵対することになってしまった。

カオス回ばかりなのだが、カノンの声も聞こえないだろう今のネクロムスペクターには。
無理やりネクロム眼魂をセットされていて自我がない状態なのだから。

迷うタケルを弁慶眼魂が「迷うな‼︎」というのだが。
あれ、今回仙人はいなかったな。竹中直人のスケジュールが都合合わないからか⁉︎

昨年のドライブの本願寺課長(片岡鶴太郎)は殆どの回に出ていたのだが。

御成のフルネームは山之内御成であることがわかった。キャラ的にはかっての仮面ライダー1号における立花藤兵衛的ポジションか⁉︎
霊的な力でタケルをサポートしているから。
アカリは科学絶対主義だから対照的だ。

しかし科学なんて名前を変えた錬金術だと思う
やっていること自体がわけわからない所など、例えばみんなはパソコンやスマホが操られてもそれがどうやって出来ているのかは具体的にはわからない、それである。

難しい理論を言っても理解するものは少ない。
錬金術も似たようなもの、金属でないものから金属を作り出すと言う所などは。

まあ、普通は鍛冶屋みたいな専用器具を使ったのが普通の錬金術で、昔流行った『鋼の錬金術師』はそう言う錬金術だった。

ガスト(現コーエーテクモゲームズ長野スタジオ)のアトリエシリーズ錬金術士は主人公は錬金釜を使った錬金術であるが、釜を使ってその中に材料を入れて調合し、作り上げる錬金術は実際にはない。あのゲームだけの世界なんだろうな。

しかも主人公が全員少女である。女子高生くらいの年齢の美少女が錬金釜でモノを調合して作り上げる。
初代のマリー(cv池澤春菜)から最新作のソフィー(cv相坂優歌)まで一貫している。

『エスカ&ロジーのアトリエ』の唯一の男性キャラ主人公のロジー(cv石川界人)が専用器具を使った最新式錬金術だったのは例外だが。

『シャリーのアトリエ』のWヒロインのうちの
シャルロッテ・エルミナス(cv上坂すみれ)の友人のミルカ・クロッツェ(cv日高里菜)は中央で学んだ最新式錬金術でやっていることがロジーの錬金術だった。錬成、分解、見方からしたら鍛冶屋にも見える。実際ミルカが鉄をカンカン打つ場面はまんま鍛冶屋である。

だから次回作の『ソフィーのアトリエ』でロジーが錬金術士ではなく鍛冶屋として出演するのは。キルヘン・ベルでは鍛冶屋としてソフィーたちの武器を鍛え直す役だった。因みに追加キャラではない。従って冒険パーティには入らない。

あのゲームではソフィーの仲間は昔からの友人のモニカ・エルメンライヒ(cv洲崎綾)、八百屋の倅で植物の声を聞くことができるデブオスカー・ベルーマ(cv山下誠一郎)、ソフィーの昔からの知り合いでやる気のない時計職人でありながら銃を作るのを得意としているハロル・ジーメンス(cv新垣樽助)、隣国からやって来た騎士のジュリオ(cv大河元気)、かっては傭兵で、現在は人形師のフリッツ(cv堀内賢雄)

複製をする錬金術を使い量販店を営む謎の少女コルネリア(cv近藤唯)
凄腕の仕立て屋であるレオン(本名はアメリア・レオンマイヤー、cv飯塚雅弓)など職業も立場もバラバラな仲間たちである。

それにソフィーが書いたことで喋れるようになった本、プラフタ(cv井口裕香)はのちに人形に魂を移しソフィーの冒険に参加する。
かっては人間の女性だったが何らかの理由で本に魂を移したらしい。

記憶の大半が抜け落ちているという設定である
それを取り戻すのもソフィーの目的でもあるが。

まあ、詳しくはAmazonで買うと解ることである。

最近通販は品物不足が続き配達の遅い駿河屋はなるべく避けてAmazonを利用することにしている。

駿河屋は対応が不親切、発送が遅い、品物の中に粗悪品も混じっている、品切れの商品が多いなど不満点が多い。
ゲーム、本、DVD、フィギュア、プラモデルなどを扱っている割りは商品が品薄である。

Amazonはゲームも本もDVDもフィギュアもプラモデルも扱っているが、基本的には何でも扱っている。

こちらでは手に入らないペヤングやきそばの大盛りやにんにくや激辛などや、激辛で有名なデスソースも手に入る。(くれぐれもヒカキンの真似はしないように、マジ辛い)

他にも服や家具や家電など様々なものが揃う。
中古はクレジット払いしか出来ないが新品ならば現金払いが可能である。
手数料はかかるが、お急ぎ便では三日で到着する。

今の時代はスピード時代、タラタラしていたり対応が悪ければ客は怒ってソッポを向く。
実際別のブログで駿河屋の評判を見たらやはり悪かった。

コメント欄の中には「駿河屋に面接に行ったら本社の玄関は汚い、いつのものかわからないダンボール箱が山積み、建物自体がボロい」など貴重な意見が聞けた。

駿河屋はかっては佐川急便に配達を依頼していたが現在はゆうパックに配達を依頼している。
対応は丁寧だが、いかんせん遅い。

Amazonは日本国内ではクロネコヤマトヤマト運輸に配達を依頼している。
俺がいつも使うJoshinのネット通販も配達はクロネコヤマトである。
なぜJoshinから家電やプラモデルなどを買うのか⁉︎まあ、そりゃJoshin阪神タイガースのオフィシャルスポンサーだからである。

阪神ファンなら家電ネット通販も店に行くにもJoshinが当たり前である。
ヤマダ電機は行く気がしない。だだっ広い店内の割には店員が不足しているし、値段もそんなに安くないし、プラモデルはガンプラが殆どで不満だらけだし。

YAMADAで買うのはやめてJoshinの方がよほど良いし店員親切だし安い。
まあ、ヨドバシJoshinが買うのは得である。

あとはエディオンか、まあ、ベストはJoshinである。カードを発行したら失くさない限りは使えるし。(死ぬまで)特典も付いてくるしいつもいつも購買している。

入りにくい品物ならばAmazon、これが基本である。
仮面ライダーの話をしていたらいつしか錬金術アトリエシリーズや通販の話に逸れたなあ。
まあ、ご愛嬌ご愛嬌。仮面ライダーのDVDやブルーレイやおもちゃもAmazonで取り扱っているので宜しく‼︎




今年の仮面ライダー映画は仮面ライダー1号

今年の仮面ライダーの映画は仮面ライダー1号
が主役。
と言えばもうお判りですね。そう、藤岡弘、(70)が45年ぶりに主役を張るのだ。

まあ、昭和vs平成で登場済みなんだが、今回はデザインがシャープになる。
仮面ライダー1号のデザインが初期の旧1号に近いデザインにされる。

変身ベルトのタイフーンもマイナーチェンジされている。
しかし変身は「ライダー!変身‼︎」のままだが。

やはり藤岡弘、氏は鍛えているので70になってもまだ仮面ライダーが出来る。
もちろん歴代や現役のゴーストも登場する。

何気なくゴースト本編で1号アイテムを卑弥呼眼魂の人が手渡していたし。
まあ、良いんじゃないか宣伝にもなって。

さて、昨年は幻企画の3号だった。今年はリニューアル1号で来た。
来年はどうなるのか⁉︎

2号=一文字隼人(佐々木剛)顔が老けすぎて主演は難しい。
V3=風見志郎(宮内洋)病気した後老け込んだ感があり、ちょっと無理。
X=神敬介(速水亮)病気した後のちに出演してくれたが老け込み感がありあり。
アマゾン=山本大介(岡崎徹)すでに廃業しており、代役で主演立てても違う気がする。ディケイドでエンリケが演じたのは大根演技で酷かった。
ストロンガー=城茂(荒木しげる)既に逝去、代役立てるにもああいうワルっぽい役者いない。

スカイライダー=筑波洋(村上弘明)無理はないが本人出たがらないだろう。もう時代劇俳優としての地位を確立しているし。
スーパー1=沖一也(高杉俊介)老けすぎて痛い。
ZX=村雨良(菅田俊)顔がヤクザ、子供が怖がる。
 
いずれにせよ藤岡弘、氏以外は問題あったり役者が老けすぎたりで難しい。
そこで3号で出演した倉田てつをならば無理はない。

来年で仮面ライダーBLACKが放映されて30年が経つ。
もうこうなれば来年は『仮面ライダーBLACK』で良い。
RXではなくてBLACK。つまりゴルゴムの出番だ。

創世王の声を演じた渡部猛氏は故人だが、創世王の声は現代の声優で問題ないのではないか⁉︎
問題はシャドームーンの扱い。
今迄は人間体はディケイドでの月影ノブヒコがいたが、今回は南光太郎と兄弟同然に育った秋月信彦として。

秋月信彦を演じた堀内孝人は既に廃業しており無理だから別の俳優に秋月信彦を演じてほしい
が適役がいるか⁉︎

シャドームーンの声を担当したてらそままさきはちょっと無理あるし信彦のイメージではない
なら他に俳優を持って来るしかない。
貫禄が出た倉田てつを演じる南光太郎に見合う役者と言えば中々思い浮かばない。

いずれにせよそこをクリアしたら難しくはない
シャドームーンは自分では変身出来ないライダーだったが、今回は自分で変身可能にすればいい。変身ポーズとらない今のライダー風にベルトつけて「変身‼︎」なら大丈夫。

まあ、その問題は置いておいて恒例の新しいプリキュアシリーズの『魔法つかいプリキュア!』が放送された。
内容は、何にでも興味を持つ朝日奈みらい(高橋李依)が、夜空を見ていて不思議なものを見て、気になって翌日にそれを見に行ったらリコ(堀江由衣)に出会うと言う話だった。

箒で空を飛ぶリコをみらいが必死で止めてそれを振り切ろうとリコは高く飛ぼうとするが、空腹でばてて落ちて結局はみらいがパンを奢って何とかリコは事なきを得る。

その後お約束通り悪者のバッティーが出て来て(外見がドラクエ2ハーゴンみたい)ジュエルを寄こせとダンプをヨクバールにして迫る。

リコは「キュアップ・ラパパ‼︎悪者よあっちに行きなさい‼︎」と言うが全く効く訳ない。
そしてみらいも同じように唱えるが状況が変わる訳もない。

ああ、もうダメかと思った時、不思議な事が起こった。
二人のペンダントが共鳴し、新たなる力を手に入れた。

みらいがキュアミラクル、リコがキュアマジカルに変身した。とりあえずヨクバールは何とか撃退はしたものバッティーは諦めてはいない。

この事態を詳しく知るためにリコはみらいを連れて魔法学校行き列車に乗って魔法学校に行くことになった。

ぶっちゃけ簡単に説明したらプリキュアハリーポッター要素を入れた話である。
まあ、追加メンバーいるのか、最後まで二人なのかはわからないが、楽しめそうな内容だ。

もう既にオールスターズの映画は作られている。
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真ん中にいるのが『魔法つかいプリキュア!』のリコ、右横が前作のGO!プリンセスプリキュアの海藤みなみ(浅野真澄)左横がスイートプリキュア♪黒川エレン(豊口めぐみ)左奥がドキドキ!プリキュアの剣崎真琴(宮本佳那子)

変身名はリコがキュアマジカル、みなみはキュアマーメイド、エレンがキュアビート、真琴がキュアソード、いおながキュアフォーチュン、
せつながキュアパッションである。

しかし作品が進んだらみなみはともかく他がモブキャラみたいになるのね。仕方ないけど。
この中でいおなとせつなの手抜きっぷりが目立つ。

何か丸くされすぎでシャープさがない。まあ、現役が目立つ演出なんだろうが。

また一つの正義

久々に仮面ライダーゴーストを見たらいがみ合っていた天空寺タケル(西銘駿)と深海マコト(山本涼介)が和解していた。
妹カノン(工藤美桜)をゴーストになったタケルが蘇らせたのもある。

まあ、昔のようにはいかないが距離を置いてマコトはタケルに協力するようになった。
マコト自身「けじめをつけなければいけないことがある」が理由らしいが。

カノンは大天空寺に世話になりかなりタケルに懐いているのだが。
まあ、妹を自分の命を顧みずに救ったことがやはりマコトが「馬鹿な奴」と思いながらも協力するきっかけになったのだろう。

しかし、それまで協力関係にあったアラン(磯村勇斗)とマコトとの関係は最悪になり、アランは第三の仮面ライダー仮面ライダーネクロムとしてタケルやマコトに牙を剥いて来た。

かっての黒幕だった西園寺主悦と同じく眼魂を集めていたのだが、アラン=ネクロムは「無意味だ‼︎」と言って敵対関係になったマコト=スペクターを倒そうとするがそれを見たタケル=ゴーストが危機一髪助けるも、二人を以ってしてもアラン=ネクロムには敵わない。

それどころかぶっ飛ばされて二人とも変身が解けてしまった。

カノンがマコトとアランは親友だったと言って何故そうなら互いに争わなければならないのかと問うが仙人はいない、そして詳しい理由を何者かに聞くと「自分の考えを押し付けるな!もう一つの正義があるのだ」とタケルは何者かに告げられた。

まあ、アランはちょっと見人間体が前作の仮面ライダードライブの詩島剛=仮面ライダーマッハに似ているがあれに遊戯王の遊戯のもう一つの姿を混ぜた感じのキャラっぽく仕上がっている。

ゴーストがオレンジ、スペクターは青、ネクロムは緑色、なるほど色分けされている。
まあ、これからの展開どうなるかはわからないがなんか竹中直人の仙人が怪しさがかなりあるのだが⁉︎(不気味な表情を浮かべている場面もあったし。)

しかし御成はいつも濃いしいい味出してる。
ヒロインのあかりがイマイチなのをフォローしてる。
早くに父を亡くしたタケルには殆ど親代わりみたいな感じである。

もう一つの正義、これはかって『ウルトラセブン』で描かれた描写である。ノンマルト人の話なんてまんまそれだったし。まあ、あれは沖縄出身の金城哲夫(1939-1976)が沖縄を侵略した薩摩の島津氏にウルトラ警備隊を置き換えている。

もう一つの正義、いや正義や悪は存在しないは
富野由悠季が描いた『機動戦士ガンダム』(1979年)で描いている。
時代が早過ぎて当時は受け入れられなかったが
今を見れば先駆けていたと言える。

サクラ大戦シリーズも2でボスの京極慶吾(cv神谷明)が、「力こそが正義だ!血を流すことが正義だ‼︎」と語っているし。
まあ、あれから20年近く経つのか。

今はもっと混沌としているしわけがわからないことになっている。
なにの定義を以って正義となすかはわからないと言えるしそれはその人の考え方次第だから。

そこらへんプリキュアは完全な勧善懲悪で、少女たちは何の欺瞞も疑問も抱かず戦っている。
まあ、あれにもう一つの正義とか正義も悪もない富野式を入れたら訳わからないことになるし
ややこしくなる。

まあ、使い分けはその作品によると言うことかまあ、そりゃそうだよな。

今年の初ブログ

イマイチ振るわなかった昨年が終わり2016年が来た。
今年は継続力と向上心で頑張って行きたい。
まあ、基本的には面白おかしくだけど。
鹿爪顔して真面目に生きるなんて堅苦しくて出来やしない。→(典型的なB型)

だから社会派みたいに真面目に論じたりとかは苦手と言うか肩がこる。
しかし世の中には融通の利かない高倉健のような『不器用ですから』タイプもいるんだよな。

持論ぶってもヘミズユルンドなんだよなあ〜。権力持たない人が言っても。

持論も持たずに賛同者の意見をホイホイとRTする奴は金魚の糞だしな。

まあ、その話は置いといて、昔はかなり特撮ヒーローがいた。
その中で敵の陰謀にまんまと引っかかり頭がおかしくなったヒーローが二人いる。

川内康範(1920-2008)が原作の『レインボーマン』の主人公で、レインボーマンに変身するヤマトタケシ(水谷邦久)と現在はひろみプロと創通との諍いで封印作品となっている『サンダーマスク』のサンダーマスクこと命光一(菅原一高)である。どちらも1972年に放映されている。

まずはレインボーマンレインボーマンの敵は日本人皆殺し(わかりやすい)を目論む死ね死ね団、その作戦に『キャッツアイ作戦』あった。

キャッツアイというヤバい薬を飲ませて市民みんなを狂わせようと言うおそるべき作戦だ。
考案者は狂気の科学者であり、死ね死ね団総帥のミスターK(平田昭彦)サブタイトルは『タケシを狂わせろ!』

『キャッツアイ作戦』はまんまと成功し、キャッツアイ入りの酒を飲んだ市民はトチ狂った様に街で不埒な行いに走った。それはいい、しかし、主人公のヤマトタケシはそれに気付かぬはずはない。

しかしそれを止めるべきヤマトタケシがキャッツアイ入りのジュースを飲んでしまい、結果、こうなった。f:id:franky202:20160103012956j:image

完全にトチ狂ってる。この後タケシは、「わ〜い!お魚が泳いでいるよ〜」と訳のわからないことを叫んだり、挙げ句の果てはビルの屋上から飛び降りようとする。それは先輩がなんとかタケシを止めて最悪の事態は免れてはいるが、
敵の陰謀にまんまと引っかかるタケシもタケシである。
まあ、現実的に起こり得ることだが、リアルと言うかなんと言うか。

もう一つのサンダーマスクは大魔王ベムキングの部下の侵略大使デカンダ(事実上の指揮官)が放った魔獣シンナーマン(まんま捻りなしの名前通りのシンナー中毒)が、サンダーマスクの人間体の命光一の脳とシンナーマンの脳を入れ替えると言う作戦に出た。サブタイトルは『サンダーマスク発狂』(捻りのないまんまのタイトル)

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目つきからしてヤバい。

シンナーマンの脳に入れ替えられた光一は、街に出て男女問わずに抱きついたりなどの不埒な行為をし、デカンダの作戦は成功したかに見えた。

しかし、光一の脳に入れ替えられたシンナーマンがデカンダの首を絞めていた。
なんのことはない、ヒーローと魔獣の脳を入れ替えたところでヒーローの意志と行動はそのまんまだったと言うわけだ。何のために脳を入れ替えたのかわからない。

ホントにトンマな作戦だ。その後なぜか元に戻ったサンダーマスクがシンナーマンを倒した。

サンダーマスクは全編こんなマヌケな作戦や意味がわからないストーリーが展開されたトホホなヒーロー物であった。

一応は手塚治虫の『魔神ガロン』から設定を借りているのだが、原型を全く止めない迷作になってしまった。

その後、ひろみプロと創通が揉めて封印作品とされ、今は見ることが出来ない。
ひろみプロの社長も今更と言う感じだし創通もサンダーマスクに商品価値がないために、封印されたまんまになっている。

まあ、俺も再放送を一度だけ見たがわけのわからないストーリーだったし、ヒロインの高瀬まゆみがおたふく顔(オカチメンコ)だったのも、痛かった。

youtubeでも一時アップされていた筈だが、今でも全話ではないが少しは見れるがわけわからないストーリーなので見るときはそれを了承済みで見ること。

でもあの作品で一度サンダーマスクが死んでしまい、諦めきれないまゆみが命光一時の愛車、サンダー号に乗せて宇宙に送ると言う発想は、昨年一度死んだ『仮面ライダードライブ』の泊進之介(竹内涼真)を諦めきれない詩島霧子(内田理央)がトライドロンに乗せて霧子が操縦し、チェイス(上遠野太洸)の力も借りてスピード全開で飛ばし、見事に進之介を蘇生させたのに似ている。

偶然の一致かもしれないが、(制作スタッフはサンダーマスクなんて知らないだろうし)やはり、似たような話は時代を越えて繰り返すのだなあと思った。

まあ、今年もそんなこんなで面白ネタがあればバンバン書いて行くのでよろしくお願いします。



ある程度の切なさ

今回の『仮面ライダーゴースト』は天空寺タケル(西銘駿)が切なさで変身して戦う。
しかし、過去にも切なさで変身した仮面ライダーがいなかったわけではない。

平成ではクウガやアギトも切なさが漂っていたし、龍騎、剣もある程度切なさが漂う。

初期の仮面ライダー一号も切なさを感じる。
恩師緑川博士を死なせた本郷猛の切なさがある程度ある。
奇しくも仮面ライダーBLACK南光太郎に切なさを感じる。
ゴルゴムに囚われた親友、秋月信彦を取り返すために戦っていたが、信彦は再び出て来た時は悪に染められたシャドームーンとしてであった。

ある程度の切なさはファクターかも知れない。
昔のアニメの『ミラクル少女リミットちゃん』(1973年)も、航空機事故で重傷を負った主人公が父親に改造されたアンドロイドだったこともあり、その名の通りリミット(限界)があり、限られた時と戦っていたと言える。

同じ女の子アンドロイドでも同時期の『キューティーハニー』には切なさは微塵も感じないが原作がスケベな永井豪だからか。変身も全裸になり変身するというエッチな変身だったし。
原作漫画はハニーの姿のまま全裸になり「イヤ〜ン」とか言ってたし。

鉄腕アトム』もある程度切ない。天馬博士が事故で死んだ息子トビオを模して制作したが、ロボットは所詮ロボットであるために天馬博士がサーカス団のハムエッグに売り飛ばしたし、後に身受けしたお茶の水博士の元にいてもやはり切なさはあった。最終回も切なさ爆発だし。

美少女戦士セーラームーン』(1992年)も、アニメはかなり終盤切ない。セーラームーンを除いた他の仲間がバタバタ死んでいくのだから。
これは当時の子供が泣き出してショック症状を起こして病院に行く子供が増えていたらしいし。かなり切なく衝撃的だ。

変態もといタキシード仮面も正体はエンディミオンだし、かなり切なく辛い。
戦わねばならぬと言うのもあったが。

その血を引くプリキュアには全く切なさを感じないだけに。(年代を下げているので切なさをなるべくカットしているのはある)
敢えて言えば5作目の『フレッシュプリキュア!』(2009年)のラビリンスの幹部イース(cv小松由佳)に切なさは感じる。東せつなだけに。

打倒プリキュアのために桃園ラブキュアピーチに近寄り友達のフリをして機会を窺ったりと身を削ってまでナキワメーケよりパワーアップしたナキサケーベを繰り出して打倒プリキュアを画策したりとかなり切ない。

故にイース時代のファンがかなり多い訳だが。
仲間になってから見なくなった極端な人もいたらしいし。

でも、キュアパッションになってからの東せつなも捨てがたく違う意味で魅力的だし、最後までラビリンスのラスボスのメビウスを気にかけていたし。
まあ、人間は二面性あるからなあ。

切なさの極め付けはやはり、『鉄人タイガーセブン』(1973年)が一番ではないか⁉︎
主人公の滝川剛(南城竜也)が父の滝川博士を追いサハラ砂漠に赴き『ムー原人の謎を解く』のを阻止しようとするが、哀れ剛はムー原人スナウラミにあっさり殺されてしまう。

諦め切れない滝川博士はミイラ蘇生用の人工心臓SPを部下に命じて剛を蘇生させたが、現人類に恨みを持つムー原人に滝川博士率いる滝川探検隊は全員殺害されるし、それを逃れた剛が何故か鉄人タイガーセブンに変身し、難を逃れるが、それ以降も剛=タイガーセブンの切なさは続いた。

日本に帰って来てからは滝川博士の理解者の、高井戸博士(中条静夫)のグループのメンバーの北川史郎(達純一)に恨まれぶん殴られたり、「お前は肝心な時にいない」とか文句を言われたりと全く理解されていない。

変身している時に抜けているから仕方ないのだが、正体を明かす訳にはいかない剛は仕方なかったとはいえ。

敢えてウルトラマン仮面ライダーが描きたがらない所を描いていてリアルではあったが時代がそれに追いついていなかった。
内容も全体的に報われない話ばかりだったし、最終回が更に切ない。
人工心臓SPの寿命があと僅かで剛がヤケクソになり戦いを放棄した途端高井戸博士がムー原人に殺害され、結局は変身して戦い、剛はその時にみんなに正体を明かして何處ともなく去ると言う報われない戦いだった。

これ、凄く切ない。度を越したらこう言うことになると言う事だ。
当然視聴率も悪く26話完結もやむなしである。

テコ入れも何もしなかった制作スタッフもある程度凄くはあるが、テコ入れの金すらも当時のPプロにはなかったと言っても良いだろう。

同時期に制作された『光の戦士ダイヤモンド・アイ』も26話完結で何のテコ入れもしてはいないが、作者の川内康範氏がはじめから26話完結予定で、自分の作りたいものを優先したためである。

あの作品は切なさは全くなかったが、主人公の雷甲太郎(大浜詩郎)が、社会悪を暴くためにフリーライターになってでも前世魔人に戦いを挑みその義侠心を買われてダイヤの精のダイヤモンド・アイ(cv池水道洋)にアイリングを渡され、「何かがあったらリングに向かって叫べ、いつでも余は現れる」と言う変身しないヒーローで、召喚されて出て来ると言うのはファイナルファンタジー召喚獣とかの先を行く斬新な設定である。

人間の姿をして悪事を働く前世魔人がアイの、『外道照身!霊波光線‼︎』で正体を暴かれた前世魔人の「ばぁれぇたぁかぁ〜‼︎」と敵が変身するというこれまた斬新な設定が盛り込まれていた。

しかし、前世魔人は人間の姿の時はニヒルだったり、クールだったりしたキャラが前世魔人になった途端に「寝言は寝て言え‼︎」とか「うるさい!家に帰って寝ろ‼︎」とかブチ切れた性格になる者もいてかなりギャップを感じた。

切なさは源海龍=キングコブラの娘源蘭花=ヒメコブラが雷甲を愛してしまい、愛と悪の境で苦しむ所だろうか⁉︎まあ、最終回でそれは決着するのだが、ある程度切なさ要素が特撮やアニメにないとダメと言う訳か。

タイガーセブンのようにやりすぎるとトラウマレベルになってしまうが。

仮面ライダーのモチーフの変貌


仮面ライダーのモチーフの変貌を一号からゴーストまで辿ってみるとする。

仮面ライダーのモチーフは一号、二号はバッタだが、当初東映に持ち込まれた企画は『スカルマン』だった。
モチーフは骸骨、当時東映のプロデューサーだった平山亨(1929-2013)は企画をスポンサーに持ち込む、売れると感じて。

しかしスポンサーが良い顔をしない、『気持ち悪い』という理由で。
ヒーローは気持ち悪いくらいが良いんだと言う常識はスポンサーには通用しない。

ある人が平山亨さんに言った。「平山さん、骸骨はまずいよ。スポンサーの御偉方には高齢者が多くて墓場が近い人がいるんだ。だから骸骨なんて縁起悪いよ。何とか変えてくれないかな⁉︎」という理由で平山さんは作者の石ノ森章太郎(1938-1998)
の元を訪れて経緯を話した。

すると少し考えた石ノ森氏は本棚から昆虫図鑑を取り出してこう言った。

「バッタの筋肉は人間に換算すれば国会議事堂を楽に飛び越すパワーを持っている。その外骨格は何万メートルの高さから落ちても壊れない強度を持っている」

と話した後にスケッチブックにサラサラと後の仮面ライダーのモチーフになるバッタ男のラフ画を描いた。
まさに天才だ。隠されたテーマは『環境破壊から地球を守る』である。
だからキックやパンチや投げ技などの武器を使わない戦いをしていた。

何とかスポンサーからの了承を受けて始まった仮面ライダーだが、当初はストや予算不足などショッカーよりも厄介な環境との戦いだった。
そして放送開始の日に主演俳優の藤岡弘、の左大腿部複雑骨折と言うアクシデントなどもあり、波乱万丈だった。

しかしそれが二号ライダー一文字隼人(佐々木剛)の存在を生み出し、新たなるコンセプトの『変身ポーズ』が生み出される。
この変身のコンセプトは平成の今も受け継がれている。

視聴率も当初一桁台(関東地方)だったが、二号登場後にかなり設定を大衆路線にし、明快な勧善懲悪にしたのも幸いし、一号が一時復帰し、最高潮に達した。
そして好評のうちに最終回を迎えた。

次に考えられていたのは今年の映画に出て来た仮面ライダー三号だったが、雑誌展開のみに終わり、新しくしようと言うスタッフの意見もあり、仮面ライダーV3になった。

赤い仮面、白いマフラー、青いマシンに跨った新しいヒーロー像にされた。
モチーフはトンボ。言われて見ればV3の顔はバッタよりもトンボに近い。
力と技を受け継いだと言う設定でベルトもダブルタイフーンである。

仮面ライダーXは、一号を改造した緑川博士と神敬太郎博士が同僚だったと言うことでやや一号や二号に似通ったデザインにされている。
モチーフはバッタだが、初期変身の『セタップ‼︎』を見ている限り骸骨っぽくもある。

異色づくめの仮面ライダーアマゾンは、モチーフが大トカゲである。
まあ、主人公が腰蓑一丁だし、不法入国、バイク無免許運転だし、決め技も初期は大切断や、嚙みつき攻撃だったりとそれまでの仮面ライダーとはかなり毛色が違った。

一期目最終作の仮面ライダーストロンガーのモチーフはカブトムシ、確かにデザインからしてそうにしか見えない。唯一レギュラー主演の女性仮面ライダーのタックルはてんとう虫である。決め技は電波投げ。しかし、みんなはタックルのパンチラ見たさに見ていた人もいたに違いない。(実際にはそんなに見える場面は少ない)歴代にカウントしなかったのは敢えて城茂が彼岸に帰したから。

二期の四年後に放映された『新仮面ライダー』(スカイライダー)は、基本に立ち返りバッタがモチーフ、空を飛ぶ設定があったがイマイチ活かせず多彩な技のライダーに変貌した。

次回作の仮面ライダースーパー1はなんと雀蜂(ホーネット)‼︎
まあ、宇宙開発用改造人間だったから。
イマイチ視聴率も奮わず夜19時から夕方17時半に移されてしまい結果的には失敗作だったが。

一回ぽっきりの仮面ライダーZXはカミキリムシ、やはり昆虫モチーフだが、実はXの時にカミキリムシをモデルにしようかとかいう案があったが結果はバッタになった経緯もあり、ZXはカミキリムシになった。村雨良を演じた菅田俊はパンチパーマのヤクザ風なのが残念。
2014年の映画版では組長みたいになっていた。
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これだもんなあ。子供が「パパー!ヤクザが変身してる〜」とか突っ込んでいたものな。

それから三年経って作者の石ノ森章太郎がそれまでの石森章太郎から石ノ森章太郎ペンネームを変えて漫画を萬画としたのに伴い仮面ライダーもリニューアルされた。

0号ライダーとして企画された『仮面ライダーBLACK』である。

それまでの仮面ライダーのスタッフを大幅に入れ替えて新しい仮面ライダーと言うコンセプトで制作された。
八千人以上のオーディションを勝ち抜いたのは当時18歳の倉田てつを

主演の南光太郎役に抜擢されて主題歌までも歌っていた。
勿論モチーフはバッタだが何故真っ黒にしたのかは石ノ森章太郎曰く『バッタの血は黒い』
からである。

日蝕の日が誕生日であるが故に暗黒秘密結社ゴルゴムに兄弟同然に育った秋月信彦共々拉致され時期世紀王としてゴルゴムの三神官に改造される様は今見ても痛そうな改造手術だ。

一話は光太郎がゴルゴムから逃げる所から始まるわけだからかなり怖い始まり方である。
父親同然の秋月総一郎は怪人に空から投げ落とされて殺害され、それを見た光太郎が変身し、仮面ライダーBLACKを名乗りゴルゴムに戦いを挑む。

ゴルゴムから抜け出せずそのまま居続けた信彦はシャドームーンになり、後半に出て来た。
秋月信彦の記憶はあるが昔のような人格はなかった。創生王のいうがままの改造人間として、光太郎=BLACKに立ち向かった。

シャドームーンのモチーフは勿論バッタだが、銀色なので骸骨っぽくにも見える。

一時はサタンサーベルでBLACKを死に追いやるがツメを誤りキングストーンを取り出せなかった。

海に打ち捨てられたBLACKはゴルゴムのやり方に異を唱えるクジラ怪人によって聖なる海の洞窟で再び命を与えられ復活し、BLACKはシャドームーンと創生王を倒すが重過ぎる代償を払った救いのない不毛な勝利だった。

その次回作のRXはそれから半年後の話で何故かヘリコプターのパイロットになった南光太郎が腐れ縁的ガールフレンドの白鳥令子を乗せて、「平和って良いなって思っちゃってさ」と、まるで別人みたいに明るくなっていた光太郎があった。

その後色々ありクライシス帝国の服従を拒否した光太郎がBLACKの変身機能を破壊された後に異空間に投げ出された時に太陽の光を浴びて進化し太陽の子仮面ライダーBLACKRXになったのは言うまでもない。

デザインはやや頭の位置が高くなり、体も黒だけでなく濃緑色の部分があるデザインにされた。
決め技がキックではなくベルトから取り出す光の剣、リボルケインなのがそれまでの仮面ライダーとは違った。

今年の三号の映画に出たけど倉田てつをはかなり決まっていたなあ。
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若い時はかなりかっこ良かったから、歳を重ねてもやはり違う意味でかっこいい。
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やはり決まってるな。

OVAの『真仮面ライダー序章』(1992年)は、勿論バッタモチーフだが、凄まじく気持ち悪い怪奇バッタ男だった。
主演の風祭真を演じた石川功久(現石川真)もイケメンとは言えなかったし。

その翌年のZOや、改造人間としては最後のライダーのJは勿論バッタモチーフである。

時は過ぎ、石ノ森章太郎氏亡き後に平成の世に仮面ライダーが復活した。

平成一号のクウガはくわがた虫がモチーフである。劇中の呼び名が未確認生命体四号。
仮面ライダーという名はなかった。

アギトは顎と言う意味だから龍なのか⁉︎
龍騎もそうだがナイトは西洋の甲冑がモチーフだ。

響鬼は鬼、まあ、異色な存在だったからな。
カブトはそのままカブトムシ。
変身アイテムをベルトに装着し、キャストオフの後にチェンジビートルが完了する。

電王はそのままの変身では弱いのでイマジンの力を借りていた。
モモタロス、ウラタロス、キンタロス、など、イマジンによってフォームや特性が変化していた。

キバはやはり蝙蝠か⁉︎

ディケイドは顔がバーコードみたいだったが、イマイチモチーフが分からない。
ディエンドはやや形は違えど能力は似たようなもの。

Wはバッタか⁉︎左右色違いなのでキカイダーっぽいデザインだが。

OOOはコアメダルの種類により違うが基本的には鷹、虎、バッタ。
その後かなりフォームが増えるが。

フォーゼは座薬と陰口を叩く者もいたがロケットだろう。
初めに必ず「宇宙キターーー‼︎」だから。

ウィザードは魔法使い。指輪の属性により、フォームが変わる。

鎧武はフルーツがモチーフ、食物モチーフとは珍しい。
それぞれのアイテムとともにフォームチェンジもする。

ドライブは車、目が車のヘッドライトそのまんまだから。
一回死んでから再び蘇生した後は車のトライドロンと一体化出来る。

ゴーストはその名の通り幽霊、様々な眼魂の力を借りる。
時代は様々変わるがかなり被らないようにと工夫の後がうかがい知れる。