去る10月22日にプロ野球選手の運命を決めるドラフト会議が行われた。
注目選手は、県立岐阜商の将来性豊かな本格派投手高橋純平と、今年の高校野球甲子園大会夏の優勝投手小笠原慎之介、同大会準優勝投手の仙台育英高の佐藤世那、同じく仙台育英の内野手平沢大河、仮面ライダーアマゾン並みの快足と広い守備位置を誇りシングルヒットを二塁打にする驚異の身体能力を誇るオコエ瑠偉外野手、六大学野球の最多安打記録を47年ぶりに更新した明治大学の外野手、高山俊。
同じく明治大学の大型左腕の上原健太、駒大の左腕投手で即戦力候補の呼び声が高い今永昇太、などなどの選手の動向が注目された。
まずは一位指名、パの最下位に終わった楽天イーグルスは、かねてからの宣告通りに平沢大河を一位指名、セで一時は首位に立つもズルズル失速し結局最下位に終わり、中畑清監督が退任し、新たなる新監督にヤクルトや巨人や横浜DeNAで活躍したアレックス・ラミレスを監督に迎えた横浜DeNAは駒大の左腕今永昇太、
スタートから蹴つまずき、あまり良い位置にいることがなかった中日はやはり地元選手をやるものかと県立岐阜商の高橋純平を指名した。
明るい話題が秋山翔吾の連続安打記録と最多安打記録と高橋光成の活躍しかなかった埼玉西武は富士大の本格派投手多和田真三郎を指名し、優勝候補に上げられながら最初の躓きが響き、不運もあり三位にも入れなかった広島は大商大の本格派投手の岡田明丈を指名した。
9月までは首位で折り返すも9月にズルズル失速し、優勝はおろか三位すらやばくギリギリ三位に残るもクライマックスシリーズで敗退し、スパイスなどとか言って何をやりたかったのかさっぱり分からなかった不倫監督和田豊が退任し広島でトリプルスリーを達成しFAで阪神に入り中軸選手として活躍した鉄人、金本知憲を新監督に迎えた阪神タイガースは明治大学の外野手高山俊を指名した。当初は去る9月に急逝した中村勝広GMが一番注目していた県立岐阜商の高橋純平で行くと言われていたが監督が変わったために方向転換した。
優勝を期待されながらも結局打力不足で優勝を逃し、原辰徳監督が辞任し監督不在のままにドラフトに挑んだ読売ジャイアンツは立命館大学のタフネス本格派投手桜井俊貴を単独指名、予想では高山俊で行くと言われていたがドラフト前に高山が右手有鈎骨骨折のアクシデントに見舞われたためにパスしたか⁉︎
二位になりながらもクライマックスシリーズのファーストステージでまさかの敗退を喫した北海道日本ハムファイターズはやはりというか、高橋純平を指名して来た。この球団はその年の良い選手を優先指名する姿勢がある。
前年最下位から見事に優勝に輝いた真中満監督の率いる東京ヤクルトスワローズはかねてからの公言通りに高山俊を指名して来た。骨折の話は聞いてはいたが、評価を変えずに指名した。
そして、圧倒的戦力で優勝した工藤公康監督のソフトバンクホークスはやっぱり高橋純平を指名して来た。
やはりこれらの球団は無難策を選んだ。
そして、阪神とヤクルトの間で重複した明治大学の高山俊も抽選になり、引いたのだが、最初雄叫びを上げたのはヤクルトの真中満監督だった。初めての仕事に挑んだ阪神の金本知憲監督は頭を掻きながらテーブルに引き揚げた。
俺は見ていて「あ〜あ、ヤクルトかよ!ケッ!故障持ちなんてこっちから願い下げだ‼︎」と
どうやら真中監督はNPBのマークを見て当たりを確信したらしい、当たりにはその下に『交渉権獲得』と書いてあるのだが上だけ見て当たりと思い見落とした初歩的ミスである。
だからテーブルに戻り渋々くじを見たら『交渉権獲得』と書いてあったくじを持った金本知憲監督に運命の神様が微笑んだ。
勿論インタビューがあったが金本監督は「ビデオ判定でホームランに判定が覆った感じですかね⁉︎」とわかりやすく説明し、明治大学のキャンパスの会場にいる高山に「練習はきついよ‼︎」とエールを送った。
一回ヤクルトと思ったのに一転阪神に決まり、心の整理が出来ていない高山はなにがなんだかわからなかった感じだったが。俺だって「えっ嘘⁉︎当たり⁉︎」と言う気持ちだったし。
願い下げなんてすみませんでした。高山くん、骨折手術成功したからきっちりリハビリして、来年キャンプで扱かれて、定位置がない阪神の外野のレギュラーを取るんだよ。君なら出来るしやれる‼︎
そして一番重複した県立岐阜商の高橋純平はなんとソフトバンクホークスが当てた。箱の中で封筒を落とした工藤監督を見て不吉と思ったのだが…。
そして外れ一位になったが相思相愛の平沢を取られた楽天はオコエ瑠偉の交渉権獲得。
中日は、小笠原慎之介を日本ハムとの抽選の結果、引き当てた。
プロでもトップギア全開で頼む‼︎
(仮面ライダードライブから、主人公の泊進之介のセリフから拝借)
しかしこの前二回7失点KOだったな大丈夫か⁉︎
リリーフならば使える。アーム式投法なので、故障と紙一重だが。
さぞ天から原嵩の母は喜んでいるだろう。
本人も「母さんに恩返ししたい」と言っていたし。(爽やかだ)
確かに甲子園で三本ホームラン打った長打力は認めるが順位が下なのは守備がド下手だからだろ‼︎プロに指名されたんだからありがたいと思わないと。指名漏れした選手もいるんだから。
まあ、ドラフトの成功失敗は今の段階ではわかりはしない。各球団の思惑があるのだから。
一番成功したのはソフトバンクなのは誰だって分かる。全員高校生指名だからな。
点差以上の負けをヤクルトは喫している。
これが実力の差なのか…。
しかし真中監督はドラフトから勘違いして恥をかいた上にシリーズまでソフトバンクにやられ放題とは、やはり勘違いも影響しているのかな
あれで不吉とは思ったのだが。
ソフトバンク強すぎ、内川が肋骨骨折で離脱しているのに全く影響がない。チート級の強さと言うか…。