遂に『新サクラ大戦』を手に入れた。7月に予約して漸く発売日に来た。
ダウンロード版ではなくパッケージ版として、限定版は高過ぎるので普通ので、とは言えおまけ付きので。
三話まで終わった結論から言うと「やはり面白い」
である。
攻略本は敢えてなしでやっている、あったら旨味がないだろう?
実際の人生に攻略本はないのだから。まだまだ未熟な神山誠十郎(cv阿座上洋平)になりきりプレイしている。
やはり技術の進歩か良いゲームに仕上がっている。今回からはⅤまでのシミュレーションバトルではなく爽快なアクションバトルに変更されている。
神山誠十郎は飛行船の『帝都中央駅』(鉄道ではなかった、鉄道は既に東京駅あるよな)に降り立ち、周りを見ていきなり降魔が襲いかかり応戦するも、敵わず緑色の霊子戦闘機が神山を助ける。
神山は海軍の軍人だったが船長を務めた船摩利支天を沈めてしまい、海軍から左遷されるようにやって来た。
まあ、それが何なのかはネタバレなので黙っておくまあ、体験版でプレイ済みだから大体の流れは掴めたが、実際にやって見ると様々な発見をする。
何故帝劇のあちこちにかっての華撃団のブロマイドが落ちてるのか?元は誰のものだったのかが謎である。
まあ、体当たりでプレイして今は三話まで行った。これからも色々あるかも知れないが、面白おかしくプレイしたい。
新しい帝劇の隊員はみんな可愛いから、アナスタシアは大人だから美しいが。
支配人神崎すみれは隊員だった頃と比べ大人になっていて、物分かりの良い性格になっている。
隊員時代は素直じゃない面などや桐島カンナ(cv田中真弓)との喧嘩で知られていたが、大神一郎に関しては凄い愛情を抱いていた。
そして花組の仲間たちを誰よりも大切に思っていた高飛車に見えて優しい性格だったのだ。
流石に33歳になってしまった今では高飛車な態度はないが、誇り高い淑女に成長した。
なんだかんだ言って一番神山や隊員たちを真剣に思ってくれている。
なんか帝劇のお母さんみたいな気がする。好感度は一作目からあったし2では伝説の『乳ポロリハプニング』を起こしている。
まあ、2からはグッと好感度が増し、3では頼もしかったし悪徳商売をしたロベリアの上をいく賢さを見せた。
4はわからないがやはりすみれはすみれだったのだろう。
未だ還らぬ仲間のために帝劇を守っている、そう、みんなが帰って来たら自分も舞台に上がりたいとすみれは言っていた。
しかし、『ゲキゾウくん』のアイデアはぶっ飛んだまあ、ユーモアも相変わらずだなぁと思った。
新生花組にとってすみれはお母さんみたいな存在だ何せ元祖帝劇のトップスタアであるのだから。
現役時代の華のあるステージは神がかっており、戦に於いては広範囲で敵を倒す必殺技を持ち、薙刀を装備した光武を駆り縦横無尽に活躍した。
帝都だけでなく、巴里でも実戦経験がある
(詳しくは3で確かめて欲しい)
そんな歴戦の戦士であり、帝劇のトップスタアだったすみれに対して嫌味ったらしいことを言った
プレジデントG(cv置鮎龍太郎)はやり方が気に入らない!
『勝てば何をしても良い』『手段は選ぶな』など、人の気持ちや心よりも勝ちにこだわり過ぎている
勝利優先主義は構わないが何をしてでも勝てば良いは強いものが弱いものを踏み躙るやり方だ。
勝てば負けた人の気持ちを踏みにじり傷つけても良いのか?
勝利優先主義は身を滅ぼすぞと言いたい、上級降魔朧よりワルに見える。
朧は自分が悪人であることを自覚しているし、却って潔い
『オレは人が不幸になるのが大好きなんだ』と言う残忍稟性さが却って潔い。
プレジデントGは『勝てばなにをしてでも良い』と言う汚さが気に入らない。
悪人に二種類いるとすれば自らを悪人と自認する朧のような潔い敵、そしてプレジデントGのように、『華撃団大戦をするのは各国から強いものが生き残り有能なものがその上に立ち、他の華撃団は解散しても良い』と言う使えない奴は捨てるが使える奴は勝つために使うと言う信長的思考である。
まあ、為政者なんだろうなプレジデントGは、『華撃団大会は娯楽ではない、本当に強いものだけが降魔王と戦う有能な駒になる』と言う魂胆が見え見えだ
人の不幸を嘲笑い残忍な敵も嫌だが、『勝つためにはなにをしてでも良い、勝つことが正義だ!』は、まさに血塗られた思想である。
降魔よりタチが悪いと言っても過言ではない。