周りに流されずに『新サクラ大戦』の総評は70点と採点したが、これは揺るがない。
どこかのYouTuberは「23点、これ、売ります」と、バッタ屋(中古ゲーム買取屋)に売るとか言っていたが勝手にどうぞ。
オレは売る気はない、14年ぶりに新作が出たのだから、悪評をする連中は駄作だのクソゲーだの言ってはいるが、比較対象が広井王子が製作に携わった1から4までの比較だと思う。(Ⅴは明らかに失敗作なので除外)
これを以前のシリーズと比較したら確かに劣る点はかなりあるが、一々粗探しはしない。
まあ、ストーリーの捻りが足りないとか、悪がネタバレとか、話数少ないとかの弱点はあるにはある。
それはそれ、これはこれだ、純粋にゲームとしてはさほど悪くはないと思った。
勿論納得は行ってないが、これを旧作と比較しなければと言う但し書きは付くが。
まずはアドベンチャーパートは伝統を踏んでおり合格、デザインも悪くない、戦闘はアクションになり爽快感は増した。
シミュレーションだとターン制でストレスが溜まったり、間延びしたりする。
アクションだととにかく敵を撃破し、ジャスト回避で向こうの攻撃を無効にしている間に攻撃出来る。
このシステムは良かった、課題は少し残ったが、合体技が出にくいと言う課題は。
その辺りをクリアすればバトルだけでも幾らか得点を上げたかも知れない。
70点の内訳は、ストーリー10点、アドベンチャーパート30点点、戦闘パート30点である。
アドベンチャーパートはまあ、平均的、分かり難さがあったりした所があった。
戦闘パートは前途した通り爽快だが合体技が出難い売りの合体技が一回しか使えない縛りがありマイナス材料となった。
ストーリーは10点、とにかく伏線なさ過ぎ、話が強引、悪がすぐバレるである。
やはりイシイジロウにはメインライターとしては荷が重かったのか?
まあ、それもこれからの課題であり可能性であろう全くダメというストーリーではないが、もう少し捻りが欲しかった。
まあ、もっと低評価を下している者がいるが、オレ自身はこのくらいの採点が妥当である。
まあ、まだまだ良くなる可能性は秘めている、だからコメントしている、全くダメならコメントなんてしない。
全てに於いて物足りなさがあると言うことは次はこの課題をクリアすればもっと良くなる。
オープンワールドで帝都を歩けるのとかはいいと思った、時間制限なしで。
選んだキャラにより変わったエピソードを加えて欲しかったデート編、戦闘が一回もない回とかまだまだ色々と改良が加えられる。
次回作を作る気があれば物足りない部分を足すようにすれば更に良くなる可能性がある。
粗探しをして酷評するならしろ、そんな奴は旧作を神と仰ぎ今作は取るに足らない駄作とか言っているのだろうな。
もっと良い面を見ろよ沢山あるだろ?どうしようもないとか言うならテメエがやりやがれ!
それこそ東雲初穂(cv内田真礼)のセリフを借りるならば「味噌汁で顔洗って出直して来やがれってんだ!このすっとこどっこいのトウヘンボクが!」と言いたい。
まあ、コスチュームでも楽しめるらしいが、それはお好みであろう。
こいこいが出来るとかかなり良い要素もあるのだから。
物語としてはありな場面もあった、しかしもう少し作り込むことは出来たと思う、ビジュアルは悪くなかっただけに。
楽しい面も多数あり一概には駄作とは言えないが、更に上を目指すなら今回課題になった面をプレイヤーから製作サイドに送り、「ここをこうすれば」とかの意見交換が為されたらもっと良くなる。
折角甦った作品を更に良くするにはプレイヤーの意見も必要なのである。