franky202's diary

徒然なことを徒然に書くブログ

売り方の問題

14年ぶりに甦らせた『新サクラ大戦』がイマイチの売れ行きだったのは、もうすでに中古ソフトが4400円で出回っているのを見たら分かる。

 

つまり一般評価はその程度だったのである、厳しく言わせて貰うと、売れなかった要素がかなりある。

 

1、広井王子の監修は一切なく、曲の作詞だけにとどまっていた。

 

2、主要キャラデザを藤島康介から久保帯人にした

 

3、シナリオ監修をあかほりさとるからイシイジロウにした、ゆえにストーリーにやや無理が出た

 

4、シミュレーション戦闘をアクションゲームにした

 

5、殆ど旧作との繋がりはなく、帝撃及び帝国華撃団は落ち目になり、元隊員の神崎すみれ(cv富沢美智恵)の私的軍隊化していて、政界、軍隊、財界のスポンサーすら得られなかった

 

6、WOLFの主催する華撃団大戦をやる意図がイマイチわからなかった

 

7、真宮寺さくらに似た夜叉を出したのがイマイチ理由不明だった

 

などなど、これらの悪い面が目立ち、プレイした人のみならず、未プレイの輩までもが実況を見ただけで5ちゃんねるなどでクソゲーなど、名作にクソみたいな作品を作って泥を塗ったなどとボロクソに叩いていた。

 

まあ、それは仕方ない面も多々ある、しかし未プレイの輩やそれまでの旧作ファンが叩いたのは全く納得がいかない

 

「やりもしないお前らが何の答え持ってるんだよ!」

と言いたくなる。

 

まあ、オレもやっていてそれは少しは感じてはいたが、言うほど酷い出来ではなかった。

 

それはとあるYouTuberさんやそこのチャットのファンの皆さんが様々な意見や感想を述べていた事からも分かる。

 

でも売り方に失敗した感はやはり否めない、これは覆しがたい事実であり真実である。

 

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ゲームは全く違うがコーエーテクモの作品である、アトリエシリーズの『黄昏シリーズ』のようなカップリングで売ると言う発想がなかった。

 

コーエーテクモはその売り方が年度替えのナンバリング作品が常に初期作品に付け足し要素があるだけと言うやり方でシリーズを長続きさせている。

 

しかもこのアトリエシリーズ黄昏三部作は単なる移植ではなく、一部セリフを変えて追加敵キャラや、パーティーに加わるキャラ追加されたりたりする。

 

それ故にタイトルの後ろにDXと銘打ち、決定版として売り出している。

 

単なるPS4仕様復刻バージョンでなく、追加要素を付け足した完成版をカップリングで売り出しているそれに比べると、新サクラ大戦は豪華声優や豪華クリエイターを使ったにもかかわらず、出来がイマイチな作品になってしまった。

 

やはりセガの商売の下手さが浮き彫りにされている

歴代シリーズの曲を出すよりも歴代シリーズの移植すらしていない。

 

エグゼクティブプロデューサーの名越稔洋曰く「今までの作品を打っ壊す」としたためにそう言う売り方が出来なかったと思う。

 

やはり旧作を越えようとしていたのは確からしいが

出来は旧作に及ばないと言う残念な結果になってしまった。

 

アニメ部分に予算かけ過ぎとか言われているが今回は声優の方に比重かかり過ぎな気がして来た。

 

こう言うもしもの際に、旧作をカップリングして売ると言うやり方もあると思う。

 

しかし独自路線を行こうとしたのであえて旧作を意識せずにああなったのかと思う。

 

まあ、売ってしまったものは仕方ない、次回作に残念過ぎた結果となったが、セガのユーザーリクエストの結果を見たら少しは検討はしてくれるものだと信じたい。

 

しかし当座を凌ぐために1からⅤまでもPS4版の移植もすれば多少は売り上げの伸び悩みを取り返すことは出来るがやらないだろうな。

 

結局ファンに「やはりは旧作良い、新サクラ大戦なんてクソ認定」とか言われるために敢えてしなかった可能性がある。

 

でも次にしくじればオワコンになるためにだめだったシナリオをどうにかしてほしいのとメーカーはもう少しユーザーの意見を聞くべきだと思う。

 

まあ、レッドの許可がなければ1からⅤまで出せないと言う事情はあるものの、そこを何とかして移植して発売して欲しい。

 

アトリエシリーズの黄昏シリーズのようなカップリングで売れば旧作のファンは喜んで買う。

 

セガはユーザーが何を求めているのか?何を望んでいるのかが分かっていない。

 

だから『龍が如く7』をRPGにして売り出すと言う規定路線から外れたことをしている。

 

龍が如く』はアクションだから良いのであり、RPGにすれば魅力は全くなくなる。

 

ヤクザゲーム(失礼)なんだから、アクションが良い

変にRPGにする必要性はない。

 

このようにユーザーの求めるものに対して外しまくっていたらセガはしくじる。

 

『新サクラ大戦』は4月にアニメで放映されるが、主人公は隊長の神山誠十郎ではなく、天宮さくらである、それでないと請けないとか佐倉綾音サイドが言ったかどうかは解りかねるが、これも意味不明である。

 

莫斯科華撃団との絡みもあるが、具体的にどんなストーリーかも分からない。

 

しかしゲームは成功とは言えず、アニメでもやらかしたら最悪次はないかも知れない。

 

まあ、アニメで挽回したら次がある可能性はあるが深夜枠のアニメに賭けるしかない。

 

何かセガは残念な印象しかない、最近は特に、またやらかしたらしくじり企業になりかねないとは言っておこう。